コンサドーレ札幌ピックアップ情報

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『池淳の岡目八目』コンサドーレの秘策を探る 19

17・07・26
 8位浦和との対戦

 北海道コンサドーレ札幌は何かとお騒がせの浦和レッズと7月29日午後2時から札幌ドームで対戦する。浦和は最近Jリーグの方は勝ったり負けたりでペトロヴィッチ監督がアウエーで川崎フロンターレに1−4で敗れ「そんなに辞めろというなら、やめてやる」と、スタンドに向かって言ったとか。続く9日のアルビレックス新潟戦でも0−1の時間が長く、ひやひやの2−1勝利。国際試合のドルトムント戦では、「負け方が悪い」と国会議員が騒動を作り上げた。このところミシャ(監督)は、笑顔が少ない。それでも17日の鈴木啓太(36)の引退試合の時は、小躍りして楽しんでいた。札幌の小野伸二(37)や山瀬功治(35=アビスパ福岡)らが、「これからもサッカー人生」と言う啓太を送り出した。22日は2−4でセレッソ大阪に敗れたが、現在8位は、まだまだ上位が狙える。得点45はリーグトップ、失点34はワースト3。得失点差プラス11は、ベスト4。ちょっぴり迷走中か。

 【札幌の秘策】FWジェイを迎え、得点源の都倉賢、ヘイスらのパフォーマンスが面白くなった。さらにDFの福森晃斗のFKが冴えている。ヘイス、ジェイも見せ場を作りたそうだが、ここは福森で行きたい。そこで3−4−2−1の札幌スタイルを4バックで行きたい。さらに浦和仕様では5バックも面白い。福森を上がり気味のボランチ(浦和の阿部勇樹のような)に置きたい。FKもCKもさらにストッパーでは、後半の失点の火種にもつながりかねない。
 浦和は1万人の応援団も辞さない構え。札幌は2倍の2万余、3万越えの試合を見たい。
池田淳