コンサドーレ札幌は７月２２日、アウエー（富山総合運動公園競技場）でカターレ富山と戦い、０−０の引き分けに終った。

　この日の札幌は、新加入のＤＦ石川を中心に完封したことは評価できる。しかし、石崎監督も認めるように決定機を決めきれない。

　こまかな修正点に目を向けるのも大切だが、リーグの折り返しを過ぎた今、必要なのは勝ち点３のみ。昇格圏の３位と勝ち点で１９ポイントも開いた中、もっと大胆に挑むことはできないのだろうか。

　チーム全体としても積極的な姿勢が出てきた時に、ゴール前での消極性も減らせるのではないか。駆けつけたサポーターも、チャレンジャーに許される捨て身のダイナミックな展開を求めているはずた。

　次節は７月２５日、ホーム厚別で１６位に沈むファジアーノ岡山と対戦する。