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『池淳の岡目八目』コンサドーレの秘策を探る 2

17・03・01
J1キープの横浜FMに挑む

 Jリーグ発足以来一度もJ2に落ちたことがないチームが2017年で横浜F・マリノスと鹿島アントラーズの2チームだけになった。

 日本一のセッター、そして横浜のレジェンド中村俊輔(38)をジュビロ磐田・名波浩監督に引き抜かれた。チーム内では動揺はなく俊輔の後は齋藤学が背番号10とキャプテンを引き継ぐ。

 昨季10位(13勝12分け9敗)で3年目を迎えるエリク・モンバエルツ監督はフランス出身の61歳。選手時代はランスなどで10年、パリ・サンジェルマンのコーチを皮切りに2014年までフランスでコーチ、監督を歴任した。

 今季は、Jリーグはもちろんのこと、ACL出場権、天皇杯などタイトルを狙う。このため3人の外国人枠をそろえた。FWがウーゴ・ビエイラ(ポルトガル)、MFにダビド・バブンスキー(スペイン)、DFにミロシュ・デゲネク(オーストラリア)で、センターラインに定着しそうだ。

 初戦で浦和レッズとホームで戦い、3−2で勝利して好スタートを切った。

 【札幌の秘策】 DF陣は中澤佑二とデゲネクがCBを守る。攻守のセットプレーの中心になる。攻撃は齋藤を起点にサイドからの左一本。GKクは正面にボールを叩くな。FK、CKは迷わず福森で。
池田淳