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J2第32節(9月18日)、長崎と引き分けるも勝ち点70の大台に

16・09・23
 9月18日、アウエーのトランスコスモススタジアム長崎で13位のV・ファーレン長崎と対戦した首位の北海道コンサドーレ札幌。雨の影響も残る中、互いにゴールを目指したが両ゴールキーパーの活躍もありスコアが動くことなく0−0で終了。これで札幌は21勝7分け4敗の勝ち点70に伸ばし、首位を堅持している。

 試合は、札幌が主力選手に累積警告による出場停止やけがによる欠場などベストメンバーが組めない中、キックオフ。札幌は、FW都倉、内村を中心に攻めていくものの、長崎の固い守備陣の前に跳ね返されてカウンターからピンチを招く。

 それでもキャプテン河合を中心とした札幌DF陣が最後のところで体を投げ出し、シュートコースを制限してゴールを割らせない。

 前半は両者の主導権争いから、持ち味を出し合う展開も、互いにネットを揺らすことは出来ず。

 後半に入ると札幌が攻撃の圧力を高めチャンスシーンが目立つようになってきた。しかし、最後のところでミスもあり、相手を崩し切るには至らない。相手の守備ブロックが硬いとみては、ミドルシュートも放っていくが、精度を欠いた。

 1点が遠い札幌は、内村からMFジュリーニョ、MF堀米から小野、終了間際にはMF上里から神田と3枚のカードを切るも、得点には至らず。スコアレスドローで試合終了のホイッスルが吹かれた。ゴールこそ生まれなかったが、得意の堅守で勝ち点1を積み上げた札幌は、2位の松本山雅FC(勝ち点61)も引き分けたため、勝ち点差9は変わらず。

 次節札幌は9月26日に札幌ドームで8位のFC町田ゼルビア(勝ち点46)と対戦する。
編集部