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J2第30節(8月21日)、鬼門の西京極から勝ち点1を持ち帰る

16・08・24
 8月21日、アウエーの京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で5位京都サンガF.C.と対戦したJ2リーグ首位を走る北海道コンサドーレ札幌。京都の攻撃を札幌自慢の堅守で抑えるも、肝心の得点を奪うことが出来ずスコアレスドロー。勝ち点1ずつを分け合うこととなった。

 19時からのナイターゲームだったが気温30度、湿度53%と盆地特有の暑さの中、キックオフ。試合は、札幌がボール支配で優位に立つと、京都を押し込みながらチャンスをうかがう。前線に人数をかけて攻め込み、何度か訪れるチャンスはラストパスやシュートの精度を欠き、得点を奪えないまま前半が終了。

 先制点を奪いたい札幌は後半開始から四方田監督が動く。MF堀米に代えMFマセードを右サイドに投入。するとその右サイドを起点に攻撃が活性化。マセードのドリブル突破からチャンスメークが続き、京都ゴールに迫った。1点が遠い札幌は、後半34分にFW内村からMF小野、さらに後半40分にMF深井からMF上里を入れ圧力を高めていく。それでもあと一歩のところで京都DF陣に防がれ得点には至らない。

 終盤、攻めに出た札幌の背後を突く形で京都に攻め込まれるシーンが増えたものの、リオ・オリンピック帰りの韓国U23代表ク・ソンユンを中心に、安定感のある守備で跳ね返し続けて零封。

 結局、互いに最後までネットを揺らせず0−0の引き分け。分の悪かったアウエーの西京極で勝ち点1を積み上げる結果となった。これで札幌は19勝6分け4敗、勝ち点を63とした。2位の松本山雅FCも引き分けたため、勝ち点差は6のまま首位をキープしている。

 次節札幌は、8月25日、熊本地震の影響で延期となっていた第12節のロアッソ熊本戦を札幌ドームで行う。
編集部