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J2第28節(8月11日)、アウエー横浜で11戦ぶりの黒星を喫する

16・08・13
 8月11日、アウエーのニッパツ三ツ沢球技場で11位の横浜FCと対戦した、首位の北海道コンサドーレ札幌。互角の戦いを見せる両チームだったが、先に試合を動かした横浜にそのまま1−0で逃げ切られ、札幌は11戦ぶりの黒星となった。

 中3日の連戦で、札幌はけが人と疲労も考慮し、前節から先発4人を入れ替えて横浜戦にのぞんだ。

 立ち上がりに好機を作り出していたのは札幌だったが、チャンスを決めきれずにいると、徐々に横浜がペースを握り、ゴールに迫る。それでも札幌自慢の堅守で横浜の攻撃を跳ね返し、一進一退の展開で前半が終了する。

 後半に入ると1点を奪うべく札幌が攻撃のギアをあげ、横浜を押し込んでいく。しかし決定的な場面を迎えるも、肝心のフィニッシュが決まらない。すると、横浜に一瞬の隙をつかれ先制点を奪われる。

 後半25分、左からのコーナーキックを横浜MF野村が右足で蹴ると、ボールは弧を描きながら札幌ゴールに向かう。これを札幌GK金山が片手で一度ははじくも、こぼれ球がファーサイドで待っていた横浜FW大久保の下へ。大久保は体を倒しながらの左足ボレーで豪快にゴールに叩き込んだ。

 攻めるしかなくなった札幌は交代のカードを次々に切って状況の打開を図るが、横浜の体を張った守備の前に沈黙。最後までネットを揺らすことが出来ず、0−1の完封負けとなった。これで札幌は18勝5分け4敗、勝ち点59のまま、首位をキープしている。

 次節札幌は8月14日に札幌ドームで16位のモンテディオ山形(勝ち点30)と対戦する。
編集部