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一覧に戻るＪ２第２１節（７月３日）、攻撃が爆発、５得点をあげ横浜に快勝
16･07･07
７月３日ホームの函館市千代台公園陸上競技場で行われた北海道コンサドーレ札幌対横浜ＦＣのＪ２第２１節。札幌は前半のうちにジュリーニョ、ヘイスのブラジルＦＷコンビが得点をあげ２点リード。後半も１５分までにさらに２点を追加し４−０に。その後は途中出場の横浜ＦＷイバに２点返されるも、終了間際にはだめ押しの１点をあげ５−２で勝利した。
ここまで３連勝で首位をキープしている札幌。５年ぶりとなる函館開催のホームゲームで特別仕様のユニホームを身にまとい、４連勝をかけて１２位横浜ＦＣを迎え撃った。
試合は前半の立ち上がりから札幌が積極的に仕掛けペースを握る。その流れから前半１６分、札幌は相手ペナルティエリア付近のこぼれ球をヘイスが収め、左サイドから中央へドリブルでカットインし、ジュリーニョへボールを渡す。ゴールからは距離があったが、ジュリーニョはトラップから、おもいきり左足を振り抜く強烈なロングシュート。横浜ＧＫ南は必死に横っ飛びし、手に当てたがそのままゴールイン。４試合ぶりのスタメン起用に応えたジュリーニョのゴールで札幌が先制に成功する。
その後も札幌が押し込みながら試合を進めると前半４１分、ＭＦ荒野が左サイドでＤＦをかわし、奥深くからグラウンダーのクロス。ペナルティエリア中央で受けたヘイスはＤＦを背負い、うまい反転からの右足シュートで２点目。ヘイスが２試合連続となる今シーズン４ゴール目で札幌がリードを広げ、前半を折り返す。
ハーフタイムを挟んでも札幌の勢いは止まらない。開始早々の後半２分にはカウンターからＭＦ堀米がドリブルで相手ペナルティエリア付近まで侵入し荒野へスルーパス。受けた荒野はペナルティエリア右からシュートを放つと、横浜ＤＦ永田に当たって軌道が変わり、ＧＫ南の股下を抜け３点目。さらに後半１４分、ＤＦ福森の精度の高い右コーナーキックをＤＦ増川が打点の高いヘディングでネットを揺らす。増川の札幌加入後初ゴールで勝負を決めにかかった。
苦しい状況が続く横浜は後半３０分、ＭＦ寺田からのロングパスに途中出場のＦＷイバが素早く反応。裏へ抜け出すとＧＫクとの１対１を冷静に沈め１点を返す。遅れながらも反撃体制に入った横浜は後半４３分、短いスルーパスからＭＦ小野瀬のシュートをクが一度セービング。外側へこぼれていったボールをイバが角度の無いところからクの股下を抜くシュートで連続ゴール、４−２とする。
しかし首位の札幌も黙ってはいない。途中出場のＦＷ内村が相手ペナルティエリア内で華麗なステップから相手守備陣をもてあそぶようなドリブルで突進。横浜ＤＦが必死にタックルを仕掛け、そのこぼれ球を同じく途中出場のＭＦ上原がゴールに流し込み５−２。派手な展開のゲームに終止符を打った。
札幌は今シーズン最多の５ゴールを奪い、函館に詰めかけた１万人を超えるサポーターを沸かせる４連勝を決めた。これで、札幌はシーズンの前半戦を１４勝３分け３敗、勝ち点４５の首位で折り返し、山場を迎える後半戦に臨む。
次節札幌は７月９日にアウエーのキンチョウスタジアムでセレッソ大阪（勝ち点４３）と対戦する。
（試合の写真はいずれも７月３日、函館市千代台公園陸上競技場、撮影・石井一弘）
ここまで３連勝で首位をキープしている札幌。５年ぶりとなる函館開催のホームゲームで特別仕様のユニホームを身にまとい、４連勝をかけて１２位横浜ＦＣを迎え撃った。
試合は前半の立ち上がりから札幌が積極的に仕掛けペースを握る。その流れから前半１６分、札幌は相手ペナルティエリア付近のこぼれ球をヘイスが収め、左サイドから中央へドリブルでカットインし、ジュリーニョへボールを渡す。ゴールからは距離があったが、ジュリーニョはトラップから、おもいきり左足を振り抜く強烈なロングシュート。横浜ＧＫ南は必死に横っ飛びし、手に当てたがそのままゴールイン。４試合ぶりのスタメン起用に応えたジュリーニョのゴールで札幌が先制に成功する。
その後も札幌が押し込みながら試合を進めると前半４１分、ＭＦ荒野が左サイドでＤＦをかわし、奥深くからグラウンダーのクロス。ペナルティエリア中央で受けたヘイスはＤＦを背負い、うまい反転からの右足シュートで２点目。ヘイスが２試合連続となる今シーズン４ゴール目で札幌がリードを広げ、前半を折り返す。
ハーフタイムを挟んでも札幌の勢いは止まらない。開始早々の後半２分にはカウンターからＭＦ堀米がドリブルで相手ペナルティエリア付近まで侵入し荒野へスルーパス。受けた荒野はペナルティエリア右からシュートを放つと、横浜ＤＦ永田に当たって軌道が変わり、ＧＫ南の股下を抜け３点目。さらに後半１４分、ＤＦ福森の精度の高い右コーナーキックをＤＦ増川が打点の高いヘディングでネットを揺らす。増川の札幌加入後初ゴールで勝負を決めにかかった。
苦しい状況が続く横浜は後半３０分、ＭＦ寺田からのロングパスに途中出場のＦＷイバが素早く反応。裏へ抜け出すとＧＫクとの１対１を冷静に沈め１点を返す。遅れながらも反撃体制に入った横浜は後半４３分、短いスルーパスからＭＦ小野瀬のシュートをクが一度セービング。外側へこぼれていったボールをイバが角度の無いところからクの股下を抜くシュートで連続ゴール、４−２とする。
しかし首位の札幌も黙ってはいない。途中出場のＦＷ内村が相手ペナルティエリア内で華麗なステップから相手守備陣をもてあそぶようなドリブルで突進。横浜ＤＦが必死にタックルを仕掛け、そのこぼれ球を同じく途中出場のＭＦ上原がゴールに流し込み５−２。派手な展開のゲームに終止符を打った。
札幌は今シーズン最多の５ゴールを奪い、函館に詰めかけた１万人を超えるサポーターを沸かせる４連勝を決めた。これで、札幌はシーズンの前半戦を１４勝３分け３敗、勝ち点４５の首位で折り返し、山場を迎える後半戦に臨む。
次節札幌は７月９日にアウエーのキンチョウスタジアムでセレッソ大阪（勝ち点４３）と対戦する。
（試合の写真はいずれも７月３日、函館市千代台公園陸上競技場、撮影・石井一弘）
上写真／前半１６分、札幌ＦＷジュリーニョ（７番）がＦＷヘイスからのパスを受けてドリブルで持ち込み、貴重な先制点を左足で決める。右はＭＦ前寛（１６番）、奥はＤＦ進藤
上写真／前半４１分、２点目のゴールを決め天に指を指し祈る札幌ＦＷヘイス（１１番）を祝福する選手たち、左からＭＦ前寛（１６番）、深井（８番）、ジュリーニョ（７番）
上写真／前半４５分、攻め込む横浜ＦＣのＦＷ“キング カズ”（三浦）に気後れせず守る札幌のＤＦ進藤（３５番）とＭＦ前寛、２人合わせてもカズの年齢には届かない
上写真／後半２分、札幌のＭＦ荒野（左）のパスを受けてドリブルで突進するＭＦ堀米（３１番）、この後、リターンパスを出し荒野がゴールを決める
上写真／後半２分、ＭＦ堀米のパスを受けて３点目となる今季初ゴールを決め得意満面のキャプテンマークを巻いた札幌ＭＦ荒野（２７番）
上写真／後半１４分、札幌は右ＣＫからＤＦ増川（１８番）がヘディングでゴールを決め、ＦＷヘイス（１１番）、ＤＦ進藤（３５番）、ＭＦ荒野（２７番）と共に笑顔を爆発させてベンチ方向へ走る
上写真／後半４５分、ダメ押しゴールを決めた途中出場の札幌ＤＦ上原（１４番）がアシストしたＦＷ内村（１３番）と飛び上がって喜ぶ
上写真／お立ち台に上がって笑顔を見せる札幌の３人のヒーローたち、左からＤＦ上原（１４番）、増川（１８番）、ＭＦ荒野（２７番）、共に今季初ゴールを決めた
上：左側写真／前半２４分、自分の所に飛んできたボールを、スローインする選手に投げる札幌の四方田修平監督
上：右側写真／後半３３分、選手たちに指示を出す横浜ＦＣの中田仁司監督
※北海道コンサドーレ札幌の四方田修平監督のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ公式ホームページ」バナーから、「エンタメ」ページの「試合レポート」でご覧いただけます。
■横浜ＦＣの中田仁司監督のコメント
「結果的には大敗してしまいました。沢山のところでミス、隙を作ってしまったことが原因だと思います。
いろいろと戦術を少しずつ変えながら、点を取る機会をうかがっていたのですが、やはり、後半立ち上がりの失点により厳しくなってしましました。
ただ、２点を取り返したという流れについては、選手が頑張ってやってくれました。そこから「さあ」というところだったのですが、追加点を喫してしまうこととなってしまいました」
上：右側写真／後半３３分、選手たちに指示を出す横浜ＦＣの中田仁司監督
※北海道コンサドーレ札幌の四方田修平監督のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ公式ホームページ」バナーから、「エンタメ」ページの「試合レポート」でご覧いただけます。
■横浜ＦＣの中田仁司監督のコメント
「結果的には大敗してしまいました。沢山のところでミス、隙を作ってしまったことが原因だと思います。
いろいろと戦術を少しずつ変えながら、点を取る機会をうかがっていたのですが、やはり、後半立ち上がりの失点により厳しくなってしましました。
ただ、２点を取り返したという流れについては、選手が頑張ってやってくれました。そこから「さあ」というところだったのですが、追加点を喫してしまうこととなってしまいました」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
