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J2第11節(5月3日)、3戦連続の完封勝利でついに首位浮上!

16・05・11
 5月3日、アウエーの石川県西部緑地公園陸上競技場で行われた22位のツエーゲン金沢対2位コンサドーレ札幌のJ2第11節。札幌は前半にMFジュリーニョがあげたゴールを最後まで守り切り1−0で金沢を下した。これで札幌は7勝2分け2敗、勝ち点を23に伸ばし、勝ち点で並んだセレッソ大阪を得失点差で上回り、J2リーグ首位に立った。

 札幌は他会場の結果にもよるが、この試合に勝つとリーグ首位に浮上できる重要な一戦。最下位に沈む金沢相手ではあったが、集中して試合に臨んだ。

 試合は連勝の勢いそのままに立ち上がりから札幌が主導権を握る。前線からプレスをかけ、高い位置でボールを奪い速攻を繰り出す。すると前半17分、良い流れから札幌が先制点を奪う。

 金沢陣地右サイド深くで得たスローイン。MFマセードからのボールをFW都倉がワンタッチで戻す。これをマセードが、右足でカーブのかかったボールを中に送ると、金沢DFの前に走り込んだMFジュリーニョの頭にピタリ。相手GKの右を抜けネットを揺らした。

 このリードで余裕の生まれた札幌は試合をコントロールしながら時間を進める。丁寧にボールを回し、金沢に決定機を作らせずに前半が終了。

 後半に入ると一転、ホーム金沢がリズムをつかみ猛攻を仕掛けてくる。あわや同点のシーンでは、ゴールポストやバーをたたくなど運に助けられた部分もあるが、2試合連続完封していた札幌守備陣が金沢の攻撃を跳ね返し続けた。

 結局、前半の1点を最後まで守り切った札幌がそのまま勝利。敵地で勝ち点3を獲得し、3連勝。2011年以来となる首位に立った。

 次節札幌は5月7に予定していたロアッソ熊本戦が熊本地震の影響で延期となり、次の5月15日にアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で水戸ホーリーホックと対戦する。
編集部