コンサドーレ札幌ピックアップ情報

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ぺレイラ―バルデス―後藤キャプテン

16・04・27
20周年記念マッチにOB14人が集う

 2016年4月23日、札幌ドームは1万人近い観衆が北海道コンサドーレ札幌OBと北海道リラ・コンサドーレの「白い恋人PRESENTSクラブ創立20周年記念マッチ」を楽しんだ。
 
 コンサドーレは98年4月16日が創立(JFL加盟)で、今年は20周年の記念行事が多い。その歴史を彩ったプレーヤーを集めてのマッチには96年入団のDFペレイラ、初代キャプテンの後藤義一、FW吉原宏太。97年のバルデスは、驚異のストライカー。この日戦うJ2セレッソ大阪から初対決の98年7月29日に2得点を奪ったつわもの。スタジアムには、選手を紹介するDJ・Guchyも来場、なつかしのシェイクハンド。試合を観戦しながらの選手紹介。OBたちの相手が、一昨年編成されたリラのかわいい女子中学生。赤黒の往時を思い出させる背番号を付けた「おじさんたち」は、恐る恐るだが、必死の形相。かわいらしいプレーに「おーっ。イケイケ」の歓声、率いる宗像訓子監督も当時からコンサド運営陣で知らぬ仲ではない。

 98年のJ昇格年のメンバーDF田渕龍二、FW深川友貴、99年のGK佐藤洋平は03年まで5年間コンサドのゴールを死守した。さらに2000年のDF大森健作、MFには、運営会社のコンサドーレ社長のMF野々村芳和。01年はFW曽田雄志で2年目にはDF転身した。この日もGKに変身した。GK洋平が、リラの選手をペナルティーエリア外で押し倒し、一発レッドカードで退場。曽田がゴールを守った。公式戦でも「あれもフロンターレ戦(2008年4月2日)」と、覚えていた。

 年代別代表を招聘したというから順次。02年入団からはFW相川進也。03年はU−18から昇格のMF鈴木智樹で、今は運営会社の強化部担当。さらに05年はMF西谷正也。これで14人になったかな。もう一人「ミスター」を忘れていませんか。


砂川誠が「白い恋人」の社員に
    
 2003年入団、昨15年に退団した砂川誠(38)。13年間札幌。市立船橋高校から柏レイソル。J1出場試合119試合7得点。J2は376試合34得点。退団後はコンサドーレのアドバイザーやサッカー教室で指導してきた。今年4月1日付けで石屋製菓総務部に入社した。また、札幌大学の監督やサッカー教室はこれからも続けていく。

追伸=試合は20分ハーフ。結果は5−2でOB。スタジアムDJの初代はFMノースウエーブのタック・ハーシー。


 上写真/DJ Guchyと試合を見ながらそれぞれの年代を語る砂川誠(手前右)と吉原宏太OB(Photo jun)


 上写真/グッチとの再会を喜ぶぺレイラ(Photo jun)


 上写真/戦況を見守るリラ コンサド―レの宗像訓子監督ら(Photo jun)


 上写真/4月23日のC大阪戦、北海道コンサドーレ札幌の20周年を記念して、OBのバルデス氏、ぺレイラ氏、後藤義一氏(右から)によって、試合開始前花束が贈呈された。左端、花束を受けたC大阪のキャプテンFW柿谷。撮影・石井一弘

池田淳