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愛媛戦 プロカメラマン“石井一弘の目”「フリーキック」

16・03・19
 北海道コンサドーレ札幌のホーム開幕戦は1−1の引き分けで終わってしまった。ゲーム後半、札幌はゴール正面のほぼ同じような位置から2度のFKを得たが決めきれず勝ち越しのチャンスを逃した。

 写真1/後半22分にFWジュリーニョが倒されて得たFKはボール前にDF福森(24番)が立った。ジュリーニョ(右)が何か、声をかけている。左はMF上里(20番)。私の素人予想では、ジュリーニョは「俺がもらったFKだ。だから俺に蹴らせろ」と言っているのではないか?

 写真2/3選手の前にキャプテンMF宮澤(10番)も歩み寄ってきた。ジュリーニョは、まだ何か言い続けている。この時は、福森と上里は視線をジュリーニョに向けているが、彼が何を言っているかを理解している表情ではないように見える。

 写真3/後半23分DF福森(24番)の蹴ったFKは愛媛の壁に当たってCKとなった。

 写真4/後半35分、ほとんど同じような位置で愛媛DF林堂がハンドの判定で札幌は再びFKのチャンスを得たが、今度はFWジュリーニョ(7番)がボールの前に立って動かない。「今度は俺の番だ」といわんばかり。

 写真5/後半37分、ジュリーニョの蹴ったFKはゴールポストの左サイドを通りサイドネットへあたり惜しくもゴールならず。

 こんなケースの時、FKを誰が蹴るかなど、いちいちベンチから指示が出るものなのだろうか? 今度、監督やコーチ、当の選手たちに聞いてみよう。

 (写真はいずれも3月13日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真1/後半23分、ゴール正面で得た札幌のFKでボールの前に立つDF福森(24番)にFWジュリーニョ(右)が何やら声をかける、左はMF上里(20番)


 上写真2/3人の前にキャプテン宮澤(10番)も歩み寄る。何か言うFWジュリーニョ(7番)に、この時はDF福森(24番)とMF上里(20番)が目を向ける


 上写真3/後半23分、札幌DF福森(24番)のFKは外れる


 上写真4/後半37分、ほとんど同じような位置で再び札幌がFKを得ると、今度はFWジュリーニョ(7番)がボールの前に立つ。左からDF福森(24番)、MF上里(20番)、右端MF宮澤


 上写真5/後半37分、札幌FWジュリーニョ(7番)がFKを蹴るが、これも決まらず

石井一弘