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北海道コンサドーレ札幌の新ユニホームとスポンサーのご紹介

16・01・21
 上写真/新しいユニホームの披露、左からホームゲーム用の河合選手、アウエー用の内村選手、GK用の杉山選手。写真はいずれも1月16日、札幌ドーム、撮影・石井一弘


ACミランの「ロッソ&ネロ」で20年

 北海道コンサドーレ札幌のユニホームを作り続けている株式会社フェニックスはイタリアの「Kappa(カッパ)」ブランドの総合スポーツ用品メーカーが元祖。1916年創業という。

 1996年に「札幌」がJリーグ目指して創設、ユニホームはイタリアの「ACミランの赤黒の縦縞」が多数を占めた。最初は国内メーカーに製作を依頼していたが、ちょうど10年前からKappaとオフィシャルサプライヤー契約を結んで、「お互いに我がままが言える」立場になり、毎年新ユニホームの改良が、選手のみならず、ファンやサポーター、コレクターの話題と楽しみにもなっている。

 16年の全体的特徴は、赤黒の縦縞は変わりないが、全体に赤が強調されている。ラインも太い。アウエーの白を基調にしたものは、胸面の真ん中に「北海道ブルー」の縦縞をあしらって、「道産子オーレ」を強調している。

 道旗の「七光星」をあしらったワッペンと、20周年の記念ロゴがユニホームのあちこちに、ちりばめられている。

 定番の胸マークは「白い恋人」。背中は「サッポロビール(クラシック)」。両袖は「JAグループ北海道」、「Kappa」。パンツには、鶴のマークの「JAL」(日本航空)。

 選手の感想は「着心地が良い」。このユニホームの由来を、20周年を迎えるに当たって、一言。

 「ACミラン」は、1899年、イタリアのミラノで産声をあげた。イギリス人が「ミランクリケット&フットボールクラブ」として設立、「ロッソ&ネロ」(赤と黒)を基調としてユニホームを作った。ボタンダウンのYシャツようのもので、パンツは、乗馬ズボンの様。今のクリケットのユニホームみたいだが、赤黒だけは残った。ヨーロッパのフットボールの服装を見ると、上衣とパンツが同色のものが多い。バイエルン・ミュンヘンの赤の上下だとか―。

 何で「札幌」は、ミランだったのだろう。いまだに胸のワッペンに「Milan」と英語読みで書き「Milano」としないこだわり、だったのだろうか。


 上写真/左からホームゲーム用・河合選手、アウエー用・内村選手、GK用・杉山選手、右三人堀米、中原、櫛引が着るのは練習用ユニホーム


■石屋製菓株式会社 代表取締役社長 石水 創氏
 『石屋製菓は2016年もオフィシャルパートナーとして新生「北海道コンサドーレ札幌」を熱く応援して参ります。クラブ創設20年目の節目の年に四方田監督の下、選手、サポーター、パートナー、そして北海道一丸となって今度こそ念願の「J1昇格」を実現させましょう』

■サッポロビール株式会社 上席執行役員 北海道本社代表 生方 誠司氏 
 『サポーターの皆様に育ててもらった「サッポロビール」と「サッポロクラシック」は2016年も引き続き北海道コンサドーレ札幌を応援して参ります。創立20周年という節目の年に、北海道コンサドーレ札幌がJ1昇格を果たせるよう「ふるさと北海道のために何ができるだろう?」をスローガンに、皆様と共に歩んでいきます。輝く☆になれ!北海道コンサドーレ札幌!』

■JAグループ北海道 JA北海道中央会 会長 飛田 稔章氏 
 『JAグループ北海道はオフィシャルパートナーとして2016年も引き続き応援して参ります。コンサドーレは今年設立20周年の節目に、チーム名を「北海道コンサドーレ札幌」に変更し新たなスタートをきりました。今後も、北海道に根ざしたチームとしてさらに躍進することを願っています。JAグループ北海道は、新生「北海道コンサドーレ札幌」がJ1昇格を果たすよう豊かな食の大地から道民550万人と共に熱い声援を送ります』

■日本航空株式会社 北海道地区支配人 中島 喜一氏
 『JALは、北海道コンサドーレ札幌を1996年のチーム創立から応援しております。2016シーズンもオフィシャルパートナーとしてサポーターの皆さまと共に熱い声援を送り、全力でサポートしてまいります。今年こそJ1昇格をつかみとる赤黒戦士の勇姿を期待しています。頑張れ!北海道コンサドーレ札幌!』

■株式会社 フェニックス 代表取締役社長 孫 建軍氏 
 『株式会社フェニックスが展開するブランド「Kappa」は、今年も北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーとして応援をしてまいります。赤黒の縦縞ユニフォームを身にまとい、J1昇格を目指す北海道コンサドーレ札幌を、引き続き万全のサポート体制でバックアップしてまいります』

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影