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J2第28節(8月8日)20本のシュートも、長崎相手にスコアレスドロー

15・08・11
 8月8日、長崎県立総合運動公園陸上競技場で行われたコンサドーレ札幌対V・ファーレン長崎のJ2第28節。札幌は試合を通して20本のシュートを放つも、ゴールをこじ開けることはできず、0−0の引き分けに終わった。これで札幌は、10試合勝ち星から遠ざかり、8勝12分け8敗、勝ち点36とし、順位は10位のままとなっている。

 この試合を一言で表すと「長崎GK大久保の日」だった。

 四方田体制3戦目となり、早く1勝を挙げたい札幌は、キックオフから積極的な攻撃で長崎ゴールに襲い掛かる。それはシュート本数にも表れ、札幌は前半だけで11本のシュートを浴びせ、ゴールは時間の問題と思われた。

 しかし、その前に立ちはだかったのは長崎GK大久保。決定的な場面でファインセーブを連発し、札幌にとっては嫌な流れの中0−0で折り返す。

 後半に入っても、その雰囲気は増すばかり。神がかり的なセーブに加え、ホームの強みかゴールポストやバーまでもが札幌の敵となり、あと数センチでゴールラインを越えられない。

 結局、90分を通してシュート本数は札幌20本、対する長崎は5本で、互いにノーゴールに終わり勝ち点1を分け合った。

 試合を振り返り、少なく見積もっても札幌は4回の決定機があり、なぜゴールラインを割らなかったのは信じられない程。これを決定力の問題と言うのか、やはり運も実力のうちなのか・・・。

 次節札幌は、8月15日に札幌ドームで、17位のファジアーノ岡山(勝ち点31)と対戦する。
編集部