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J2第19節(6月3日)、仕事人砂川の一撃で4戦ぶりの勝利!

09・06・04
 ここ3戦勝ちきれていなかったコンサドーレ札幌は、6月3日アウエー(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)で栃木SCと戦い、今季初先発のMF砂川のゴールを守りきり1−0で勝利。上位になんとか食らいつく勝ち点3を奪った。
 
 この日の札幌は、大黒柱のクライトンが警告の累積で出場停止。石崎信弘監督は「裏への抜け出しと、シュート力」に期待し砂川を先発に指名。今季はスーパーサブとして定着していたが、クライトンとは違う良さで攻撃を組み立てた。
 
 前半、砂川からチャンスも作ったが、クロスバーやポストに阻まれるなどノーゴール。ここ3試合同様、簡単にはゴールは奪えず0−0で折り返した。後半、札幌はボランチに入っていた宮澤を前線へ上げ、攻めの基点を押し上げた。形となったのは後半10分。MF藤田の低いクロスに、走りこんだ砂川が伸ばした左足でゴール。この一撃が決勝点となった。
 
 札幌は、これで勝ち点31に伸ばすも、昇格圏の3位にはまだ勝ち点10の開きがある。この日出場停止のクライトンは、母国で父親の看病もあり、以後2試合も欠場の見込みとなっている。監督の期待にこたえた砂川はもちろん、控えの選手たちもここはチャンスと捕らえて躍動してもらいたい。次節は、6月7日、札幌ドームで12位のサガン鳥栖と対戦する。
編集部