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J2第23節(7月12日)、C大阪に3失点で完敗。アウエー無敗途絶える

15・07・16
 7月12日にアウエーのキンチョウスタジアムで行われたコンサドーレ札幌対セレッソ大阪のJ2第23節。前半に2点を先行された札幌は、後半、都倉のゴールで1点差に詰めよるも、C大阪に追加点を許し万事休す。1−3で敗れ、開幕からのアウエー無敗記録が11試合でストップした。

 試合立ち上がりは札幌の積極性が光り、シュートまでの流れを作るが、地力に勝るC大阪が徐々にチャンスの数を増やしていく。すると前半17分、DFパウロンのクリアボールを札幌陣内で拾ったC大阪MFパブロがドリブルで中央突破。札幌DFが集結したところで虚をつくヒールパス。完全にフリーとなったC大阪FW田代に冷静にゴールに流し込まれC大阪が先制。

 C大阪の勢いは止まらず前半37分に追加点を決められる。中央を細かくワンタッチパスの連続で崩されると、最後はパブロからのスルーパスにうまく走り込んできたC大阪FW玉田が左足を振り抜きゴール。2点ビハインドで前半を折り返す。

 流れを変えたい札幌は後半開始からMF稲本に代えてけがから復帰したばかりのFW都倉を投入。早い時間での得点を目指した。

 前線にターゲットとなる選手が入ったことで、札幌の選手たちは意図のあるボールをゴール前へ送る。都倉も高さを生かして競り合い、チャンスを広げる。

 この攻撃が実ったのは後半11分。左サイドでこぼれ球を拾ったFW内村がゴール前へセンタリング。孤を描きながら入ってきたボールに都倉が豪快なヘディングで叩き込み1点差とした。

 さらに攻勢をかける札幌だったが、C大阪の堅い守りに追加点は奪えない。逆に、後半17分には、札幌守備陣が完全に崩され、最後は玉田がふわりと浮かせた巧みなシュートでこの日2点目。札幌は反撃の気勢を失うと、そのまま1−3のスコアで敗戦した。これで札幌は8勝10分け5敗、勝ち点34で変わらず順位を9位に落としている。

 次節札幌は7月18日に札幌ドームで15位のカマタマーレ讃岐と対戦する。
編集部