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J2第21節(7月4日)、横浜とスコアレスで3戦連続ドローも6位キープ

15・07・06
 コンサドーレ札幌は、7月4日にアウエーのニッパツ三ツ沢球技場で10位の横浜FCと対戦。90分を通し互いに攻め合う展開も決定力を欠き0−0。風雨の中、勝ち点1ずつを分け合った。これで札幌は、8勝10分3敗け、勝ち点34となり、プレーオフ圏内の6位でリーグ後半戦に突入することとなった。

 FW都倉とMF稲本など主力が欠場した中、立ち上がり主導権を握ったのは札幌だった。先発したMF前寛之、堀米、深井、FW荒野など、フレッシュなメンバーが積極的なプレーを見せ、横浜ゴールへ迫る。

 札幌は、コンビネーションを生かした両サイドの効果的な崩しから、惜しい場面を作っていく。しかし、最後のところで精度を欠き、得点を奪うことが出来ないまま前半終了。

 後半に入ると一転、横浜にゲームを支配される時間が続く。それでも札幌の特徴である強固な守備でチャンスの芽を摘み、簡単に得点は与えない。

 後半10分には、流れを変えるべくバルバリッチ監督はMF小野を投入。小野は抜群のキープ力で前線にタメをつくりチャンスメーク。自らもゴール前へ走り込みシュートを放つなど果敢にゴール狙った。

 フル出場の荒野も、札幌の合計8本のシュートの内、ひとりで4本のシュートを打つなど気を吐いたが、ゴールには至らず。

 結局、両チームのネットは揺れることなくスコアレスドロー。札幌の8戦負けなしは高く評価できるが、見方を変えると、ここ3戦連続の引き分けは勝ち点6を失ったとも言える。後半戦は勝ちきる力をつけ、是が非でも上位に食い込みたい。

 次節札幌は7月8日に札幌ドームで首位の大宮アルディージャと対戦する。
編集部