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J2第18節(6月14日)、アウエーで岐阜に勝ち、4位浮上

15・06・18
 6月14日、アウエーの岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われたコンサドーレ札幌対FC岐阜の一戦。前半に札幌がPKから先制点を奪うと、最後まで試合をコントロールし、1−0の完封勝利をおさめた。

 チーム戦術が浸透し、ここまで4戦負けなしと戦いに安定感が出てきた札幌。この日も立ち上がりから組織的なプレスで岐阜を追い込み、奪ったボールを素早くつなぎチャンスを作り出した。
 
 試合のリズムをつかんでいた札幌は前半31分、DF河合から前線のFW都倉に鋭い縦パスを入れる。これを都倉がワンタッチで背後にスルーパスを出すと、タイミング良く走り込んできたFW古田がペナルティ内に侵入。後追いとなった岐阜DFはたまらず後方から倒し、札幌がPK獲得。

 キッカーはエース都倉。落ち着いて蹴ったボールは岐阜GK常澤の逆をつき、左下隅に沈め先制ゴール。対する岐阜は、前半終了間際に岐阜MFロドリゴのオーバーヘッドシュートで同点か、というシーンもあったが、DF河合がゴールラインぎりぎりでクリアー。札幌の1点リードで前半を折り返す。

 後半、同点ゴールを目指し、攻め込んでくる岐阜。後半27分には、一気に3人の選手を投入し、強引に試合の流れを変えにかかる。しかし、札幌は体を張った守りと豊富な運動量で最後まで虎の子の1点を守りきり、完封勝ち。これで札幌は8勝7分け3敗、勝ち点を31に伸ばし、順位を4位に浮上させた。

 次節札幌は6月21日に札幌ドームで10位のギラヴァンツ北九州と対戦する。
編集部