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J2第15節(5月24日)、クの好守に助けられ徳島に2−1で競り勝つ

15・05・28
 5月24日に鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われたコンサドーレ札幌対徳島ヴォルティスのJ2第15節。札幌は前半、MF荒野の2試合連続ゴールで先制し、後半、FW都倉の3戦連続弾で徳島を突き放すと、反撃を1点に抑え2−1で勝利。これで札幌は7勝3敗5分け、勝ち点26で順位は7位となり、自動昇格となる2位とは勝ち点3差に縮めた。

 試合は、ホーム徳島にボールを保持される時間は長いものの、要所を締めた守りで札幌が対抗。しっかりと守備に人数をかけて、ボールを奪ってからは素早く前線に供給し、勢いをもって相手ゴールに迫った。

 札幌に主導権が傾いていた前半21分、狙い通りの形で先制点を決める。札幌が中盤でボールを奪ってから素早くつなぎ、パスを受けたMF稲本が前線にロングボールを送る。前線のFW都倉が走り込みながら頭でボールを落とすと、これに連動して動いていたMF荒野がワントラップから豪快に左足一閃。低い弾道の強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 後半に入ると、徳島も盛り返し、あわや同点かというシーンでは、札幌GKク・ソンユンがスーパーセーブで防いで見せた。

 追加点を虎視眈々と狙っていた札幌は後半20分、FW内村が左サイドからセンターリングを入れると、FW都倉が高い打点から叩きつけるヘディングで2点目を奪うことに成功。

 しかし後半26分、油断が生じたか、札幌の右サイドから楽にセンターリングを許すと、交代で入っていた徳島FW佐藤に頭で決められた。

 1点差となり、勢いの増した徳島は猛反撃に出るが、ここでもGKクが長い手足を生かしゴールマウスに大きな壁となって立ちはだかった。試合終了間際、至近距離からの決定的なシュートも左足を伸ばして防ぎ、最後まで同点弾を許さず。そのまま2−1の逃げ切り勝利に貢献した。

 次節札幌は6月1日、札幌ドームで8位のセレッソ大阪と注目の一戦を迎える。
編集部