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J2第14節(5月17日)、得意のアウエー戦、群馬から勝ち点3を持ち帰る

15・05・21
 コンサドーレ札幌は、5月17日にアウエーの正田醤油スタジアム群馬で16位のザスパクサツ群馬と対戦。前半は好機を生かせない札幌だったが、後半に入るとFW都倉、MF荒野の2ゴールで群馬に快勝。これで札幌は6勝5分け3敗、勝ち点23とし、順位を7位に上げた。

 この日は27度の快晴ながら風があり、前半は風下から攻める札幌。その影響か、ホーム群馬に押し込まれる時間帯も、札幌は我慢強い守りで試合をコントロール。攻めては効果的な速攻から数多くのチャンスを作り、群馬の3倍以上となる10本のシュートを放った。しかしゴールまであと一歩と迫るも、シュートの精度を欠き、得点を奪えないまま前半終了。

 風上に立った後半、札幌が一気に攻勢をかける。後半3分、相手ゴール前でテンポよくパスをつなぎ、ボールを受けた都倉がペナルティエリア内に切り込む。シュートを打てないと判断した都倉は右足で速いセンタリングを入れると、ボールが相手DFの手に当たりPKを獲得。これを都倉が左足で冷静にゴール隅へ流し込み先制点を奪う。

 勢いに乗った札幌は後半18分、センターサークル付近でボールを受けたMF稲本が前線へ意表を突くロングパス。ボールの行き先はスピードに乗って裏に抜け出たMF荒野の足元へピタリ。荒野は走りながらダイレクトで左足を振り抜くと、強烈なボールは群馬GKの手をかすめネットに突き刺さった。

 試合を通して札幌が17本、群馬が7本のシュートを記録したが、安心して見ていられる内容で最後まで群馬にゴールを割らせず、そのまま2−0で試合終了。昨季から続くアウエー不敗記録も12に伸ばした。

 次節札幌は5月24日にアウエーの鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで16位の徳島ヴォルティスと対戦する。
編集部