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磐田戦 プロカメラマン“石井一弘の目”「スタンド総立ち」

15・05・11

 5月3日、札幌ドームでのジュビロ磐田戦。後半30分、コンサドーレ札幌のFW内村(手前13番)のダメ押しとなる3点目、彼自身2試合連続のゴールにバックスタンドを埋めた観客のほぼ全員が立ち上がってバンザイ(撮影・石井一弘)。

 この日、これまでチームが5戦負けなしと好調で、相手が首位の磐田とあって、3月15日のホーム開幕試合、V・ファーレン長崎戦の18,086人に次ぐ16,902人の観客が詰めかけた。通常10,000人を超えない観客数の場合、このあたりの席の観客はまばらです。そういう意味で珍しいシーンと言えます。

 実はこれ、私の失敗写真なのです。本来なら、内村にピントがあっていなければならないわけです。その上、この手法(失敗だから手法とは言えないかも知れませんが・・・)2年前の厚別公園競技場での横野のゴールの時、一度使っている“二番煎じ”なのです。ですが、スタンドを埋めるサポーターの様子があまりに素晴らしく、あえて載せました。

 「さあー!、このあたりで観戦していた方、ご自分の姿を探してみてください。写っていませんか? 」

石井一弘