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J2第7節(4月11日)、アウエーで讃岐を崩せず、スコアレスドロー

15・04・16
 4月11日、香川県立丸亀競技場に乗り込んだコンサドーレ札幌は、10位のカマタマーレ讃岐と対戦。アウエーで4試合ぶりの勝ち点を積み上げたい札幌だったが、讃岐の堅い守りの前に0−0と、上位が遠のく痛い引き分け。これで札幌は、2勝2敗3分けの勝ち点9としたが、順位は12位へ後退した。

 試合は、立ち上がりから積極的なプレスをかける讃岐の動きが目立った。その圧力に押された札幌はパスミスを繰り返し、攻撃のリズムをつかめないまま前半が終了。

 後半に入っても讃岐の勢いは衰えなかった。札幌DF陣が一度跳ね返しても、セカンドボールの競り合いをことごとく拾われ、押し込まれる展開が続く。それでもGKク・ソン・ユンのファインセーブなどもありゴールは許さない。

 試合終盤、札幌はFW都倉とFWナザリト目がけてのロングボール攻撃に割り切ると、惜しいチャンスは出てきた。しかし、ゴールには至らずタイムアップ。スコアレスドローで終わった。

 今季初の完封は評価できるが、攻撃のバリエーションが少なく(この試合枠内シュート3本)、結局は体の強い前線へのロングボールに頼るというのは変わっていない。この課題をクリアーしなければ、安定した戦いでの上位進出は厳しいものになるだろう。

 次節札幌は、4月19日に札幌ドームで15位の水戸ホーリーホックと対戦する。
編集部