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J2第35節(10月4日)、アクシデントを乗り越え水戸と0−0で分ける

14・10・09
 コンサドーレ札幌は、10月4日にアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で16位の水戸ホーリーホックと対戦。試合は前後半を通じて互いにチャンスを生かせずスコアレスドロー。これで札幌は13勝12敗10引き分け、勝ち点を49としたが、順位は10位のままとなっている。

 札幌は荒れた芝の中、ロングボールに活路を見いだそうと、早い段階で前線のFW都倉にボールを集めた。対する水戸は、集中した守りで起点をつぶし、札幌に決定的な場面を作らせない。

 先に仕掛けたい札幌だったが、前半15分でMF上原慎が負傷交代するアクシデント。それでも、スクランブルで入ったDF日高も対応し、水戸に簡単には得点を与えない。

 後半に入り、力ずくでもゴールに迫りたい札幌だったが、後半26分、今度はDFパウロンが負傷交代。さらにDF薗田が足をつってしまい最前線に上げる緊急布陣に。

 札幌は攻撃のカードを効果的に切ることが出来ず、ノーゴールのまま試合終了。しかし、バルバリッチ体制5戦目にして初の無失点。アウエーの地で傷だらけながらも、最低限の勝ち点1は持ち帰る結果となった。

 次節札幌は10月11日に札幌厚別公園競技場で7位(勝ち点52)のジェフユナイテッド千葉と対戦する。終盤に向け、けが人が多くなってきたが、ここが踏ん張りどころ。プレーオフ圏内再突入のためにも、新たな選手の台頭が必須となる。
編集部