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J2第34節(9月28日)、アウエーで2位の松本に勝ち切り2連勝

14・10・03
 9月28日、アウエーの松本平広域公園総合球技場で行われたコンサドーレ札幌対松本山雅FCの試合。札幌が前半、セットプレーから効率良く2点を奪うと、後半、松本の反撃を1点に抑え2−1で勝利。これで札幌は、13勝12敗9分け、勝ち点48に伸ばし、順位を10位にあげた。

 試合は、シンプルにロングボールを蹴り込んで来る松本の攻撃を跳ね返し、札幌が鋭い出足でセカンドボールの奪い合いでも優位に立つ。

 札幌ペースで進んでいた前半12分、左コーナーキックをつかみ、キッカーはMF上里。早く精度の高いボールが入ると、ニアサイドで松本DFに競り勝ったFW都倉が頭で合わせ先制点。

 勢いに乗る札幌は前半24分、ゴール前約25mで得たフリーキックのチャンス。もちろん蹴るのは上里。得意の左足から放たれたボールは、鋭いカーブを描き松本ゴールに突き刺さる。この飛び道具はJ1でも通用するであろう見事な一発だった。

 後半に入ると一転、流れは松本に。後半8分、GK李のキックミスから、最後は松本FW船山にロングシュートを決められ1点差。さらに同点を目指す松本は怒涛の攻撃を仕掛けてくる。

 札幌は防戦一方となるが、李の負傷交代で入っていたGK金山の頭上を抜けたシュートはDFパウロンがゴールラインぎりぎりでクリアーするなど、必死の守り。チーム一丸の気迫をみせた札幌が最後まで踏ん張り、辛勝。プレーオフ圏の6位大分トリニータに、勝ち点3差に迫る2連勝を飾った。

 次節札幌は10月4日にアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で16位の水戸ホーリーホックと対戦する。
編集部