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J2第32節(9月20日)、新布陣も機能せず群馬に0−3の完敗

14・09・22
 9月20日、コンサドーレ札幌はアウエーの正田醤油スタジアム群馬で19位のザスパクサツ群馬と対戦。前半に先制を許した札幌は、後半に入っても効果的な反撃が出来ず、逆に2失点。バルバリ新体制での初白星はまたしてもお預けとなった。

 「前半の入りは悪くなかった」とバルバリッチ監督が語ったように、前節から先発3人を入れ替えた札幌が序盤は流れをつかみかけた。

 しかし、押し込んでいた時間帯にチャンスを生かせずにいると、痛恨のプレーで草津に先制点を献上する。前半26分、バックパスを受けたGK金山がキックミスで目の前の草津FWダニエル ロビーニョにボールを渡してしまう。これを冷静にゴールへ流し込まれ草津が先制。同点に追いつきたい札幌は幾度かチャンスを作るものの、決めきれないまま前半が終了。

 後半、札幌は巻き返しを狙うも、いきなり出鼻をくじかれる。後半4分、草津が右サイドで早い縦パスを入れると札幌DFが中途半端に触りクリアー出来ず。これを走り込んだ草津DF久富が素早く拾いペナルティーエリア内に侵入。角度のない所から右足でサイドネットに決められた。

 攻めるしかない札幌は、MF砂川から菊岡、MF中原から榊、FW都倉から前田と次々と交代のカードを切る。菊岡のプレスキックや前田の個人技からのシュートなど、惜しい場面を作るもノーゴール。

 すると後半29分に、草津の左コーナーキックからゴール前へ流れたボールを草津FW平繁に頭で押し込まれ万事休す。アウエーの地で下位相手に痛い取りこぼしとなった。

 次節札幌は9月23日に札幌ドームで4位のファジアーノ岡山と対戦する。監督も交代し、チームに求められているものは結果。この後上位陣との対戦が続くが、一戦必勝の気持ちで勝ち点を積み上げてもらいたい。
編集部