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J2第31節(9月14日)バルバリ新体制は岐阜とドロー発進

14・09・18
 コンサドーレ札幌は、9月14日にアウエーの岐阜メモリアルセンター長良川競技場で13位のFC岐阜と対戦。前半終了間際に先制を許した札幌は、後半FW内村の値千金の同点ゴールで1−1の引き分けに持ち込んだ。これで札幌は11勝11敗9分け、勝ち点42としたが順位は変わらず12位のままとなった。

 バルバリッチ監督が初采配となる今節。初陣に期待が高まったが、試合開始から岐阜にゲームを支配される厳しい展開となった。相手の拙攻にも助けられ、互いにノーゴールで前半を乗り切るかに思われた前半アディショナルタイム1分、痛いミスを突かれる。

 中盤でのつなぎで、札幌のパスミスとトラップミスが重なり、あっさり岐阜にボールを奪われる。中途半端なプレッシャーから岐阜MF高地のドリブルも止められず、後ろに戻されたボールを岐阜MFクレイトン ドミンゲスがダイレクトでミドルシュートを突き刺した。

 後半になっても岐阜ペースは変わらず、札幌は我慢の時間が続く。すると追い打ちをかけるように、DFパウロンがこの日2枚目のイエローカードで退場となり数的不利に。

 それでも前節まで3戦負けなしで来た札幌の気持ちは折れない。後半42分、右サイドからのフリーキックを交代で入っていたDF日高が高いボールを蹴り込み、DF上原慎が頭で折り返す。このボールをこちらも交代で入った内村がダイレクトボレーで合わせ起死回生の同点ゴール。巡ってきたビッグチャンスを確実にものにした。

 思い通りの展開ではなかったが、粘り強く戦い、そのまま1対1でタイムアップ。バルバリ新体制は勝ち点1を拾う船出となった。

 次節札幌は9月20日にアウエーの正田醤油スタジアム群馬で19位のザスパクサツ群馬と対戦する。
編集部