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天皇杯3回戦、J1清水相手にアウエーで1−2の惜敗

14・08・22
 8月20日(水)、IAIスタジアム日本平で行われた、コンサドーレ札幌対清水エスパルスの天皇杯3回戦。試合は札幌が先制するも、清水に要所で2得点を奪われ、惜しい逆転負けを喫した。

 J2リーグで4連敗中の札幌は、DF櫛引、上原拓、MF中原、菊岡、前田、FW都倉などリーグ戦で出番の少ないメンバーにチャンスを与えた。

 その起用に応え札幌が狙い通りの先制点を奪う。前半27分、左CKから菊岡が鋭くカーブをかけたキックで入れると、ワンバウンドで抜け出たボールを都倉が素早く頭で押し込んだ。

 リードしている時間帯を生かしたいところだったが、前半41分、札幌はDFラインで必要のないパスミスから相手にボールを渡す。ここからあっさりと崩され、当たり前のように清水MF大前にゴールを決められる。

 嫌な失点から気を取り直し、後半は粘り強い戦いに持ち込む。GK金山の気迫も伝わり守備を立て直すと、攻撃は前田のミドルシュートなど惜しい場面も。

 しかし、同点のまま延長かと思われた後半45分、交代で入っていた清水FWノヴァコヴィッチにDFとの1対1を制され、ドリブルから決勝ゴール。最後は力負けで、天皇杯特有の下剋上とはならなかった。

 札幌の次戦は、8月25日に札幌ドームで栃木SCとJ2第28節を行う。
編集部