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「小野は世界を知った選手」 Jチェアマン札幌ドームで語る

14・07・24
 上写真/大分戦、前半27分に右CKを蹴るMF小野伸二(44番)


 Jリーグが後半戦に入った7月20日、村井満Jリーグチェアマンが札幌ドームで行われたJ2第22節コンサドーレ札幌対大分トリニータ戦を観戦した―。

 と言うよりは「小野伸二と札幌の反響」を見に来た―と言った方が正しい。「いつもはどの位ですか」と観客数を気にする。8千人から1万人。「倍の2万は入っているでしょう」。「小野効果でしょうか」。公式記録は20,633人。浦和レッズのファンだったという村井さんは、やはり観客動員がクラブ運営の要になっていることを知っている。

 立ち話をしているうちに、記者たちが集まってくる。囲み取材の体をなしてきたが、中にはブラジル・ワールドカップを見てきたスポーツライター増島みどりさん(北海道新聞日曜読書欄の筆者)の姿も。おのずと「伸二とこれからの日本」の話題になる。

 「小野はオランダ、ドイツ、オーストラリアと海外で試合をしてきた。中村俊輔や三浦知良ら2、3か国でプレーした経験が国内の選手に与える影響は大きい」。小野もその辺のところは「考えてプレーしてくれるだろう。俊輔もまだまだ高い技術をゲームで披露している」。さらに「今、外国でプレーする選手が、いつ帰国してピッチに立ってくれるか。これらの選手を手本に指導体制やコーチングのシステム、さらにユースのあり方、リーグの百年構想はあるけれど、2014W杯を見て、国中のサッカーのありようを検討することの必要性を感じる」と村井さん。

 今後のことは、日本サッカー協会、リーグの委員会などキッズからシニアまで、ジャンルを超えた取り組みが必要。さらに審判、メディア、一線の記者、ジャーナリスト、解説者のレベルアップ。すべての向上が今後の課題として「対話」していた。

 (写真はいずれも7月20日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半45分、MF宮澤からのパスを左足トラップで浮かし、落ち際にボレーシュートを放つMF小野、ボールは惜しくもGKの正面

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影