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J2第14節(5月18日)、沈む札幌。アウエーで千葉に0−2の完敗

14・05・21
 コンサドーレ札幌は、5月18日にアウエーのフクダ電子アリーナで15位のジェフユナイテッド千葉と対戦。前後半それぞれ1点ずつを失った札幌は、最後まで千葉ゴールに届かず完封負け。これで札幌は4勝6敗4分け、勝ち点16のまま順位を17位に後退させた。

 連敗は避けたい札幌は立ち上がりから積極的なプレーを見せる。厳しいプレスでボールを奪い、相手陣内に攻め込んだ。しかし、幾度かつかみかけたチャンスを逃すと、徐々に千葉が盛り返し、反撃にあう。

 前半34分、千葉が右サイドからアーリークロスを送ると、斜めに走り込んだ千葉MF井出にダイレクトで合わせられて失点。札幌DFはマークの受け渡しも出来ず、やられて然るべきの対応だった。

 リードを許したまま後半に入り、千葉ペースで試合が進む。決定的なシーンを作られるも札幌GK金山のビックセーブや、DF陣が体を張りぎりぎりのところで耐える。

 同点に追い付きたい札幌は、パスを回して隙をうかがうも、相手DF陣の網にことごとくつかまった。

 すると後半28分、またもや千葉が右からセンターリングを上げると、中央で待っていた千葉FWケンペスが頭で合わせ追加点。これもDFが相手選手を視野から外した状況で決められた。

 攻めるしかない札幌は、MF石井、中原、故障明けのFW内村を次々に送り込むも、そのままタイムアップ。アウエーで完敗と、悪い流れを断ち切れなかった。

 次節札幌は5月25日に札幌ドームで6位の水戸ホーリーホックと対戦する。ホームの後押しで、4月20日以来の勝ち点3を奪いたい。
編集部