コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

J2第13節(5月12日)、愛媛に0−1で敗戦。ホームでの無敗止まる

14・05・15
 5月12日、コンサドーレ札幌対愛媛FCのJ2第13節。今季無敗の札幌ドームで行われたこの試合、札幌は前半に先制を許すと最後まで愛媛ゴールを割ることは出来ず、0−1の黒星。これで札幌は4勝5敗4分け、勝ち点16のまま、順位を16位に下げた。

 立ち上がりから愛媛の運動量に押された札幌。その流れからの前半20分、ペナルティーエリア内で愛媛にボールをキープされると逆サイドへセンタリング。完全なフリーとなり、走り込んだ愛媛MF藤にヘディングで叩きこまれた。

 後半、攻めるしかなくなった札幌は圧倒的な攻撃を見せる。ピッチ全体を使い、速攻、遅攻にロングボールを織り交ぜと、多彩なアクション。

 しかし、愛媛が守りを固めたこともあり、得点を奪えず敗戦。今季続いていたホーム不敗神話も終わり、平日開催に集まったサポーターの声援に応えることが出来なかった。

 次節札幌は5月18日にフクダ電子アリーナで15位のジェフユナイテッド千葉と対戦する。今節、攻撃の時間が増え、その結果守備のリスク低減につながったことは評価できる。後は個の部分を含めた決定力。チーム全員で意識を高め戦いたい。

 (写真はいずれも5月12日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半20分、愛媛が先制点を決め手を上げて喜ぶ一方で、ガックリの札幌の選手たち。左からMF前(6番)、宮澤(10番)、GK金山、MF河合、DF石井(19番)、薗田(5番)


 上写真/前半35分、札幌MF菊岡(28番)はビッグチャンスをゴール上に外した上に、愛媛DF西岡(4番)の腕が首筋に当り“痛ーい!一発”踏んだり蹴ったりだった


 上写真/後半10分、札幌FW都倉(39番)のシュートはゴールの上に外れる。「ゴメン、ゴメン」といった表情


 上写真/後半15分、札幌DF日高の右クロスにFW都倉が愛媛DF代(3番)、ハン ヒフン(28番)と競りながらヘディングシュートを放つがゴールならず。右端札幌MF前、奥にDF石井の顔も


 上写真/後半24分、札幌左CKからの混戦で、MF宮澤からのパスをDF薗田(左端)がシュートするが、愛媛GK児玉(右端)がキャッチして得点ならず。愛媛の白い壁が厚い


 上写真/8か月ぶりに負傷から復帰して後半28分から登場した札幌MF上里(20番)が、後半41分FKを蹴る。負け試合の中で明るい材料となった


 上写真/連休中2敗2引き分けと勝ちが無く、愛媛にも0−1で破れ沈痛な表情で引き上げるコンサドーレ札幌の選手たち。札幌ドームの負けなし記録も途絶えた。左からMF砂川(8番)、上里(20番)、FW都倉(39番)、DF薗田(5番)、奥にFW工藤、MF宮澤、DF日高(2番)、GK金山、キャプテンMF河合(4番)


 上写真/後半32分札幌MF上里のシュートが愛媛GK児玉に止められた直後、札幌財前監督(中央)と愛媛石丸監督(左)が期せずして大きなジェスチャーで選手を鼓舞する。右は愛媛FW河原(20番)

※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。

愛媛FCの石丸清隆監督のコメント
 「内容より結果を出したかった。前半に2試合ぶりに得点ができ、試合をコントロール出来た。後半はカウンターを入れてきたが、相手のシュートミスに助けられた。セカンドボールが取れていたので、守りとしては良かった。勝ち点3が取れてよかった。」

編集部 写真はいずれも石井一弘撮影