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J2第10節(4月29日)、ホーム負けなし継続も、東京Vとドロー

14・05・02
 J2第10節、コンサドーレ札幌対東京ヴェルディの試合が4月29日に札幌ドームで行われた。

 中2日の厳しい日程のため前節から大幅にメンバーを入れ替えてきた札幌。出場機会の限られている選手にとっては格好のアピールの場だった。

 試合は、両チームが球際で激しくぶつかる肉弾戦の様相。互いにボールを失う場面が目立ち、チャンスを多く演出するには至らない。

 後半、押し込む時間の増えた札幌だったが、ゴール前での精度を欠き、惜しい場面も相手の守備に阻まれ得点ならず。結局、最後までスコアが動くことはなく0−0の引き分けに、ドームはため息に包まれた。これで札幌は4勝3敗3分け、勝ち点15とし順位はひとつあがり8位となった。

 次節札幌は5月3日にアウエーの栃木県グリーンスタジアムで5位の栃木SCと対戦する。守備陣はメンバーを入れ替えても安定感を見せ、ホーム負け無しが継続したのは評価できる。後は、攻撃のアイデア、コンビネーション、崩しの部分だ。エース内村の復活で、得点力も復活となるか。

 (写真はいずれも4月29日、札幌ドーム、撮影・石井一弘)


 上写真/前半8分、札幌DF小山内のクロスを受けたMF古田(15番)がシュートするが、東京DF金鐘必(5番)にブロックされる。左札幌FW前田(11番)


 上写真/前半36分?、札幌DF小山内(26番)が右サイドからゴール前にクロスをあげる。この日、小山内は3月9日の山形戦以来の出場で、再三右サイドを駆け上がりクロスを入れてチャンスをつくった


 上写真/前半36分?、札幌DF小山内の右クロスにMF榊(右)、古田(15番)が飛び込むも、東京GK佐藤(中央)に一瞬早くキャッチされゴールならず


 上写真/後半18分?、札幌左CKからの攻撃で、DF奈良(23番)が東京MF中後(8番)と競りながらヘディングシュートを放つ


 上写真/後半18分?、札幌DF奈良(中央奥)のヘディングシュートは枠に飛んだが、東京DF安西(左手前34番)にヘッドでクリアされる。高く上がってゴールを超えるボールを東京GK佐藤(1番)と札幌FW前田が見上げる。左端東京DF安在(24番)


 上写真/後半23分、札幌FW前田(11番)が中央から強烈なシュートを放つが、ゴール上に外れる。左端東京DF金(5番)、その右は井林


 上写真/スコアレスドローで試合終了、健闘を称えて握手する札幌FW都倉(左)と東京MF中後。その後方で精根尽き果てたようにグッタリする札幌MF河合(奥)、右へMF石井、古田


 上:左側写真/後半7分、札幌右サイドのDF小山内からのクロスをMF宮澤が受けた時、東京MF前田を倒したとのファールの判定に憤然とする札幌の財前恵一監督

 上:右側写真/前半43分札幌FW前田が倒されてFKを得た時、壁の位置を指示する東京V三浦泰年監督

※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。

編集部 写真はいずれも石井一弘撮影