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J2第9節(4月26日)、退場者を出し敵地岡山で0−2の完敗

14・04・28
 コンサドーレ札幌は、4月26日にアウエーのkankoスタジアムで19位のファジアーノ岡山と対戦。後半、立ち上がりに先制点を決められた札幌は、直後にDF松本が2枚目のイエローカードで退場。10人で逆襲を試みるも追加点を許し万事休す。G・W初戦は痛い黒星スタートとなった。

 試合は序盤、札幌がFW都倉を起点にチャンスをつかみかけたが、徐々にホームの岡山に主導権を握られる。岡山は、前線からの守備や、セカンドボールへの出足の鋭さが目立った。両チーム攻守の入れ替わりも激しく、互いにチャンスは数回訪れたが、スコアレスのまま前半終了。

 打開策を見つけたい札幌だったが、後半立ち上がり早々にプランが崩れる。後半4分、GKイ・ホスンのミスパスを岡山MF上田に奪われ痛恨の先制点献上。動揺が見えていた後半11分、DF松本がこの日2度目の警告を受けて退場。残り30分以上を1人少ない状況で追いかけなくてはならなくなった。

 ここから吹っ切れたかのように札幌のスイッチが入り、猛攻を見せる。都倉めがけてのロングボールも多用し、こぼれ球に2列目も反応。岡山ゴールに迫るも相手ディフェンスラインを崩しきれず、ゴールを奪うことが出来ない。

 押し込まれながらもあせらなかった岡山は後半40分、岡山MF島田が決定的な追加点を決め勝負あり。結果0−2で敗戦と、相手のホーム戦術にきっちりとはまってしまった一戦となった。これで札幌は4勝3敗2分け、勝ち点14のまま、順位を9位に下げた。

 次節札幌は4月29日に札幌ドームで20位の東京ヴェルディと対戦する。厳しい連戦は、敗戦でスタートとなったが、気持ちを切り替えられれば、すぐに巻き返しのチャンスが訪れるということ。今季ホームの強さを見せつけたい。
編集部