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J2第7節(4月13日)、痛いエース不在。アウエーで大分に0−1

14・04・18
 コンサドーレ札幌は、4月13日にアウエーの大分銀行ドームで13位の大分トリニータと対戦。前半に豪快なミドルシュートを決められると、最後まで大分の堅い守りを崩すことが出来ずに4試合ぶりの敗戦。これで札幌は3勝2敗2分け勝点11のまま、順位を7位に後退させた。

 アウエーに乗り込んだ札幌はエース内村をけがで欠く苦しい布陣。立ち上がりから大分に押し込まれ、DFラインを下げられた。引くと利かなくなるのは中盤のプレス。前半8分、エアポケットのようにポッカリ空いたスペースから大分MF末吉にミドルシュートを叩き込まれた。

 同点を狙う札幌だったが、得点後したたかに守る大分の前に、ボールを保持する時間は増えても、崩しきるには至らない。ミドルシュートもコースを制限され、相手GKに楽に見切られた。

 後半に入ってもスコアを動かせない札幌は、新加入の韓国人長身FWチョン・ソンフン(190センチ)を前線に入れ、FW都倉(187センチ)とのツインタワーに賭けた。しかし、大分も完全に高さを警戒した守備意識に変わっており、セットプレーからチョンが体を生かしたヘッドを見せるも、単発。札幌は最後までネットを揺らすことが出来ず0−1で惜敗となった。

 次節札幌は4月20日に札幌ドームで17位ザスパクサツ群馬(勝ち点9)と対戦する。2位から19位までの勝ち点差6という大混戦のJ2リーグ。上位進出のために連敗は許されないところだ。
編集部