４月５日の松本山雅ＦＣ戦、コンサドーレ札幌は後半７分、左サイドをＭＦ砂川、ＦＷ都倉、ＤＦ上原慎とつなぎ、ゴール前のＭＦ石井に絶妙のクロスが入った。石井のヘディングシュートは松本山雅ＤＦ犬飼をかすってコースが変わり、ＧＫ村山にはじかれゴールバーを越え、愛媛から札幌に戻っての初ゴールは惜しくもならなかった。

　（写真はいずれも４月５日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）

　上写真／?座り込み芝をたたいて悔しがる石井の後方で、都倉も「オー、マイゴッド！」といったようなジェスチャー

　上写真／?座り込む石井に大声で何か言いながら、都倉が石井の後方へ歩み寄る

　上写真／?都倉が石井の頭をはたいた（ように見えた）。「お仕置き」のように思えたが、「愛のムチ」でもあったろう

　この後、後半１５分、都倉が決勝点となる移籍後、初ゴールを決めた。仁王立ちする都倉に最初に飛びついていった石井が都倉の頭をなでたのは、この時の「御礼参り」だったと思う。

　ここで何を言いたいかというと、?で都倉は何と叫んだのか？　である。「こらー、ちゃんと決めろ！」と怒ったか、「惜しかったなあー」と慰めたのか、口の形からやはり前者のように思うのだが、今度会ったら都倉と石井に聞いてみようと思う。

　ところで、こんな状況の時、アスリートたちは何を言ったか、また、言われたか、覚えているものだろうか？