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J2第31節(8月25日)、アウエーで水戸に3−1で勝利。順位は7位に

13・08・30
 コンサドーレ札幌は、8月25日にアウエーのケーズデンキスタジアム水戸で9位の水戸ホーリーホックと対戦。前半は攻め込まれるシーンが多く、後半に入ると水戸に先制点を奪われる。しかしここから札幌が怒涛の3連続ゴールで逆転勝利。これで札幌は15勝14敗2分け、勝ち点を47に伸ばし、順位を7位にあげた。

 プレーオフ圏内を争うチーム同士の互いに負けられない対決。前半、札幌は荒れたピッチでボール回しに苦しみ、試合の主導権を握れないまま前半終了。

 後半も水戸に攻め込まれる時間が続き、凌いでいた札幌がたまらず失点。後半17分、水戸に右サイドを突破されると、マイナスに折り返されたボールに水戸MF西岡がダイレクトで合わせゴール左隅へ叩きこまれた。

 攻めるしかなくなった札幌は財前監督が動く。FW内村とMF河合を投入し、システムを変更。この采配がピタリとあたり札幌の攻撃にリズムが出てきた。

 迎えた後半31分、待望の同点ゴールが生まれる。右サイドで細かくパスをつなぎ、守備ラインを突破したDF日高が中央へ高めのセンタリング。相手GKがはじききれないボールに走り込んできたDF上原が頭で押し込んだ。

 勢いに乗った札幌は後半40分、またも右サイドからMF前田が左足に持ち替えセンタリング。今度はFWフェホが水戸DFとの競り合いに勝ちヘディングシュートを叩きこみ逆転。

 ダメ押しは試合終了間際の追加タイム7分。カウンターから大きく左サイドを使ったMF砂川が内村にグラウンダーのピンポイントクロス。これを内村はダイレクトで流し込み3点目を決め勝負あり。3−1の逆転劇で札幌が順位を1つ上げた。

 次節札幌は9月1日に札幌厚別公園競技場で9位のファジアーノ岡山と対戦する。3人の出場停止選手がいる厳しい状況だが、札幌の良さであるチーム一丸の戦いで3連勝をつかみたい。
編集部