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J2第22節(7月3日)、アウエーの徳島で0−1と2試合連続の完封負け

13・07・05
 7月3日に徳島ヴォルティスの本拠地、雨模様の鳴門大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムに乗り込んだコンサドーレ札幌の試合。前半、スコアレスで折り返すと、後半開始早々に痛い失点。札幌は相手ゴールに迫るものの、肝心のゴールは生まれず、完封負けで2連敗。これで9勝11敗2分け、勝ち点は29のまま。順位は変わらず10位となっている。

 立ち上がりは徳島ゴールに迫りチャンスを作り出していた札幌。攻めている時間帯に得点を奪えないでいると、中3日でアウエー連戦の疲れか、足が徐々に止まりだす。ここから徳島にペースを握られ、耐える展開で前半0−0。

 後半、札幌の入り方がはっきりしなかった開始早々の2分。プレッシャーを与えられないまま、スルーパス一本でペナルティエリアに侵入される。札幌GKと間合いをつめた徳島MF鈴木は、慌てずFWキム ジョンミンへバックパス。キムはダイレクトで中に入れると、待っていたFWドウグラスに左足で先制点を叩き込まれた。

 この時、GKを含め札幌の選手はペナルティエリア内に7人。これに対し徳島は前線の3人で勝負を決めた。

 攻めに出るしかなくなった札幌は前線の人数を増やし、徳島ゴールを目指す。しかし、後半30分、DFパウロンがこの日2枚目のイエローカードを受け退場。今の札幌に逆境を跳ね返す力はなく、そのまま完封負けとなった。

 次節札幌は、7月7日に札幌厚別公園競技場で7位のアビスパ福岡と対戦する。プレーオフ圏内に入りこむためにも負けられない上位陣との一戦となる。
編集部