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J2第21節(6月29日)、下位の草津に完封負けで札幌は3連勝を逃す

13・07・02
 6月29日(土)、アウエーの正田醤油スタジアム群馬で21位のザスパクサツ群馬と対戦したコンサドーレ札幌。前半、札幌が得点を奪えないまま折り返すと、後半ミスも重なり群馬に2失点を喫し、そのまま0−2のスコアで痛い完封負け。これで札幌はリーグ前半戦を9勝10敗2引き分け、勝ち点29の10位という成績で折り返すこととなった。

 札幌は今季初の3連勝を狙い試合開始から主導権をつかみにかかる。しかし、群馬陣内に攻め込むものの、最後で相手の堅い守備ブロックをこじ開けることが出来ずにノーゴール。相手の7本を上回る10本のシュートを放ったが「ゴール前での工夫やアイデアが足りなかった」と財前監督が振り返ったように単調な攻撃に終始した。

 対する群馬は、ホームで効果的なカウンターの罠を仕掛けてきた。後半6分に札幌のミスから群馬FW平繁に得点を許すと、同40分には焦りからか札幌DF松本が群馬MF横山を倒してしまいPKを献上。これを平繁に落ち着いて決められ万事休す。下位相手に連勝中の油断が重なった敗戦に見えた。

 収穫を上げるとすれば、Jリーグ特別指定選手として初出場した阪南大在学中のFW工藤がチャンスを演出したこと。この新戦力の刺激から攻撃陣が活性化することを期待したい。

 次節札幌は7月3日(水)、アウエーの鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで15位の徳島ヴォルティスと対戦する。
編集部