４月５日（日）コンサドーレ札幌は、Ｊ２第６節を熊本県民総合運動公園陸上競技場で、ロアッソ熊本と戦い、０−４で惨敗した。これで１勝１分け４敗で勝ち点は４、順位は１６位となった。
　
　前半２度のカウンターから２点を献上すると、同３５分ＤＦからのゴールに向けたバックパスをＧＫがトラップできず痛恨のオウンゴール。チームの状態を表す失点となった。さらに、同４１分にはチームの中心、クライトンがラフプレーで一発退場。
　
　終わってみれば、０−４の大敗。熊本に今シーズンホーム初勝利をプレゼントした形となった。今季チームコンセプトとして掲げた「戦」とチャレンジ＆カバーはどこへいったのか・・・。　
　
　次節は、クライトンと累積警告で出場停止のダニルソンを欠いて、４月１２日（日）、札幌ドームでカターレ富山と戦う。（写真はいずれも４月５日、熊本県民総合運動公園陸上競技場。撮影・石井一弘）
　
　

　
　上写真／前半４分コンサドーレ札幌のＭＦ藤田（右）はＭＦダニルソンからのスルーパスを受け、熊本ＭＦ宮崎（２７番）のマークをかわしながらシュートするも、わずかにゴール左にはずし先制機を逃す。左は熊本ＤＦ矢野（１６番）
　
　

　
　上写真／前半１２分札幌は左ＣＫからＭＦダニルソン（中央右）がヘディングシュートを狙うも、一瞬早く熊本ＧＫ稲田がクリア　
　
　

　
　上写真／札幌のＭＦ上里（２０番）は前半２６分、熊本のＤＦ河端（３番）と元日本代表のＭＦ藤田（２８番）に挟まれるように前進を阻まれる。河端は０３、０４年にコンサドーレ札幌に在籍していた。藤田は今季から熊本に加入、この日の試合でもベテランらしく札幌の選手を翻ろう、自軍の選手たちに的確な指示を出し勝利に大きく貢献した
　　
　

　
　上写真／前半３６分コンサド−レ札幌はＭＦクライトンからのゴール前への縦パスを、同僚ＭＦ上里との衝突によるけがから復帰して途中出場したＦＷキリノ（右）がシュートするもロアッソ熊本ＧＫ稲田（左）にクリアされる。中央は札幌ＤＦ芳賀
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　左写真／後半１７分熊本のＦＷ中山（中央）にヘディングでシュートを決められ決定的なダメを押され、後方の熊本サポーターを喜ばせてしまった。札幌ＧＫ荒谷、ＤＦ趙（１５番）

　
　上写真／後半３２分札幌ＦＷキリノが中央からゴール前に迫るも、元札幌の選手だった熊本のＤＦでゲームキャプテンを務める河端（３番）のタックルにはね飛ばされる
　
　

　
　上写真／後半ロスタイム札幌ＦＷ宮澤(１１番)がゴール前に突進するも、熊本ＭＦ宮崎（２７番）にクリアされてシュートを打てず。宮澤はこの日、積極性に欠け結局シュートはゼロに終わった
　
　

　
　上写真／ロアッソ熊本に４−０と大敗し意気消沈するコンサドーレ札幌の選手たち