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J2第19節(6月15日)、富山に1−0、聖地厚別で今季初勝利!

13・06・19
 コンサドーレ札幌は6月15日、札幌厚別公園競技場で17位のカターレ富山と対戦。前半にMF砂川の得点でリードを奪った札幌は、粘り強くゲームを進め1−0で勝利。2か月ぶりのホーム白星となる厚別での今季初勝利を手にした。

 立ち上がりから積極的な姿勢を見せる札幌イレブン。中でも今季初のボランチ起用に応え、献身的に動いたチーム最年長35歳砂川が光った。

 前半10分、左サイドを果敢に突破したDF上原が中央へ折り返しのパス。これを絶妙なポジショニングで待っていた砂川が右足で豪快に叩き込み先制ゴール。

 追加点こそ奪えなかった札幌だが、90分間集中した戦いで、そのまま完封勝利。これで札幌は8勝9敗2分け、勝ち点は26、順位を1つあげ12位とした。

 次節札幌は6月22日に札幌厚別公園競技場で21位のFC岐阜と対戦する。アウエーでの勝負強さに加え、この日やっと取り返したホームで戦う姿勢。これでシングルポジションを狙う体制は整った。

 (写真はいずれも6月15日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)


 上写真/前半10分札幌の先制点、DF上原(手前)が富山MF國吉(32番)、朝日(右端)をかわしてゴールラインぎりぎりからグラウンダーのクロスを中央に入れる、MF荒野(左端24番)がスルー、この日ボランチに入った中央奥のMF砂川がゴールを決める


 上写真/前半10分コンサドーレ札幌MF砂川(左から3人目)が先制点を決め笑顔を見せる。その左DF日高(2番)、左端FW横野(9番)もガッツポーズ、右端アシストしたDF上原(14番)。右奥で「やられた!」といった表情のカターレ富山の安間貴義監督、手前は富山DF平出(15番)


 上写真/前半40分富山左FKからの攻撃を札幌DF上原(14番)が富山FW木本と競りながらヘッドでクリアする。GK杉山(30番)


 上写真/後半17分札幌MF荒野(24番)がシュートを放つが、GKの正面となり追加点ならず。中央奥MF上里(20番)、右富山DF池端(19番)。荒野はこの日先発してフル出場、後半2本のシュートを放つなど気を吐き勝利に貢献した


 上写真/後半42分富山の攻撃を札幌が懸命に守り、富山MF朝日(7番)を後退させる。左からDFチョ ソンジン(5番)、MF上里(20番)、1人おいてFW横野(9番)、MF深井(18番)、DF上原、右端富山MF森(6番)


 上写真/途中出場した札幌FW榊(7番)は後半追加タイム4分の終了直前、ボールを右コーナーで懸命にキープ、時間をかせぐ。左富山MF舩津、右森(6番)


 上写真/かつては“聖地”と言われた厚別で、今季やっと初勝利、あいさつする選手たちにバックスタンドのサポーターたちから温かい声援がおくられた。選手は左からDF日高(2番)、MF上里(20番)、DFチョ ソンジン(5番)、FW横野(9番)ら先発組


 上写真/後半ロスタイム「あと、ちょっとだ!」と選手を鼓舞する札幌の財前恵一監督

※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。


 上写真/後半37分試合が中断し水分補給する富山MF木村(30番)、DF御厨(3番)の横で選手に指示を出す富山の安間貴義監督

カターレ富山の安間貴義監督のコメント
 「先制点が本当に痛かった。負傷退場(西川)で、ポジションがずれてしまい、砂川選手に入れられた。この辺りがケアしなければならないところだった。もう一度整理し直して、練習でやっていることをやって行きたい。思い切ってシュートを打つこともその一つで、自分たちで描いたことを実行していきたい。」

編集部 写真はいずれも石井一弘撮影