コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

水戸戦 プロカメラマン“石井一弘の目”「シンクロか、影か」

13・06・11
 5月26日のコンサドーレ札幌対水戸ホーリーホックの対戦でこんなシーンがあった。

 1点ビハインドの札幌、後半23分FW前田が右サイドをゴールライン沿いに鋭く切り込むと、たまらず水戸FW鈴木(隆)がファールを犯しイエローカードを貰いフリーキックとなる。

 その瞬間、水戸の柱谷哲二監督がベンチを飛び出す。同時に札幌の財前恵一監督も出たようだ。ファインダーの中で二人が写っていることは認識してシャッターを切った。ところがどうだろう、両監督が全く同じ格好ではないか! あたかも音楽に合わせて行進しているように・・・

 この両監督、履歴の中で共通していることがある。大卒と高卒の違いがあるが共に日産自動車サッカー部に入った同期生だという。もちろん柱谷監督の方が4歳年長だ。もう一つ、Jリーグ監督のデビューが共にコンサドーレ札幌である。柱谷監督は岡田武史監督の後を受けてS級ライセンスが無いまま、監督就任が発表された。財前監督はご承知の通り今年からだ。

 では、性格はどうだろうか? “闘将”のニックネームがあるぐらいだから柱谷監督はかなり激しい。幾多のエピソードはサッカーファンならご存知でしょう。一方の財前監督はどうなのでしょうか? まだよくわからないので、どなたか教えてくださいませんか。

石井一弘