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J2第15節(5月19日)、連勝の勢い続かずホームで東京Vと引き分ける

13・05・24
 5月19日、厚別公園競技場で行われたコンサドーレ札幌対東京ヴェルディとのJ2第15節。前半、東京Vに攻め込まれながら札幌がカウンターから先制点。しかし、後半にセットプレーの流れから同点に追いつかれ、そのままタイムアップ。ホームで勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 試合後、財前監督が「チャンスがある時間帯に決めきれなかったのがドローになった原因。勝ちきるには、まだまだ改善の余地がある」と振り返った通り、訪れたチャンスを生かしていれば結果は違うものになっていただろう。

 試合は立ち上がりから個々の力で勝る東京Vペースで進む。札幌は粘りの対応を見せ簡単にはゴールを割らせない。東京Vの戦い方にも慣れてきた前半39分、札幌が先に試合を動かす。DF上原がゴール前へ浮き球のパスを送ると、走り込んだMF岡本が余裕を持ってシュート。岡本の3戦連続ゴールが貴重な先制点となり前半を折り返す。

 後半、勢いに乗った札幌の時間帯が増える。攻め込みながら追加点を奪えず、迎えた後半15分。相手のフリーキックからクリアーボールを頭でつながれ、最後はゴール前に飛び込んだ東京VFW常盤に押し込まれ同点弾。

 なんとかホームで勝利をあげたい札幌。残り時間必死の攻勢をかけるものの、ゴール前でのアイディアと、決定力不足を露呈し最後まで追加点を奪えず。4月14日から遠ざかっているホームでの勝利を期待したサポーターの前で1−1の引き分けに終わった。これで札幌は6勝7敗2分け、勝ち点20で、順位は13位に落とした。

 次節札幌は5月26日に札幌厚別公園競技場で水戸ホーリーホックと対戦する。

編集部