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J2第14節(5月12日)、岡本の2戦連続弾、アウエーで山形に勝利

13・05・17
 コンサドーレ札幌は、5月12日にアウエーのNDソフトスタジアム山形でモンテディオ山形と対戦。MF岡本が奪った先制点を最後まで守り切った札幌がそのまま1−0で勝利。これで札幌は6勝7敗1分け、勝ち点を19に伸ばし順位も12位へ浮上させた。

 試合は立ち上がりから札幌ペース。素早いプレスで山形の攻撃を封じると、攻めても細かいパスワークで山形DFを寄せ付けない。押していた展開の前半24分、MF荒野が相手ペナルティーエリアでボールを奪い岡本にパス。これをワントラップで抜け出した岡本は、セービングに来た山形GK常澤の出鼻でボールを浮かせた技ありのゴール。自身2戦連発となる先制点を落ち着いた技術で奪って見せた。

 後半に入ると一転、ホームで負けられない山形が必至の反撃に出る。足の止まりだした札幌を尻目に、前線からの圧力を高め同点ゴールを目指してきた。しかし、札幌は攻め込まれるものの、全員が体を張り山形の攻撃を跳ね返し続ける。

 最後の砦GK杉山のビッグセーブもあり、虎の子の1点を守り切った札幌は1−0で完封勝利、アウエーで貴重な勝ち点3を持ち帰った。

 次節札幌は、5月19日に札幌厚別公園競技場で8位の東京ヴェルディと対戦する。札幌はアウエーでの粘り強い戦いがチームの力になってきた。後はこの粘り強さをホームでも発揮できれば、一桁順位も視野に入ってくる。
編集部