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J2第5節(3月29日)アウエーで岡山と分ける

09・03・31
 14位のコンサドーレ札幌は、13位のファジアーノ岡山とアウエー(桃太郎スタジアム)で戦い、前半キャプテン上里のゴールで先制するも、後半に失点。1−1の引き分けに終った。
 
 試合は、前節上里と接触し負傷したキリノの1トップを宮澤に代え、4−5−1の布陣。宮澤のポストプレーからの展開に期待した。
 
 前半は、札幌が攻撃のリズムを掴み、チャンスも作った。21分には、MF上里が左足でドライブをかけた素晴らしいミドルで先制ゴール。勢いに乗るかに思われた。
 
 追加点を奪えないまま後半に入ると、徐々に流れは岡山へ。すると68分、岡山のカウンターからクロスが上がり、岡山FW西野にヘディングで決められ1−1。その後、決勝点を奪う力は今の札幌にはなかった。
 
 石崎信弘監督も振り返ったように「何本かあったチャンスを決めきれず、追加点が奪えなかった」ことが最後まで響いた札幌。光明は、右サイドから的確なクロスで決定機を演出したMF藤田の存在。そのサイドアタックが、札幌の浮上に大きく貢献するはずだ。
 
 札幌は、5試合を消化し1勝1分けの勝ち点4で、14位と変わらず下位に沈んでいる。次節は、4月5日(日)に、同じく勝ち点4で15位のロアッソ熊本とアウエーで対戦する。上位に離されないためには、勝ち点3が必要となる。
 
編集部