コンサドーレ札幌は４月２１日、アウエーの長崎県立総合運動公園陸上競技場でＶ･ファーレン長崎と対戦。札幌は、長崎ゴールこそ割ることが出来なかったが、全員が懸命な守備で最後まで得点を許さず。アウエーで貴重な勝ち点１を手にした。

　試合は、運動量で勝る長崎相手に受け身になった札幌は苦しい展開。しかし、ここ最近安定感の増してきた守備陣が体を張り、長崎のチャンスをつぶしていく。

　守備陣の頑張りにゴールで応えたい攻撃陣だったが、長崎の激しいプレスの前に決定的なチャンスを作り出せない。数少ないシュートシーンも決定力を欠き、得点には至らない。

　結局試合はそのままスコアレスで終了。互いに勝ち点１を分け合うこととなった。これで札幌は４勝５敗１分、勝ち点１３、順位は１５位に落とした。

　次節札幌は４月２８日に札幌厚別公園競技場でロアッソ熊本と対戦する。アウエーでの連戦を考えると、今回の引き分けは悪くない結果だろう。ここから引き分けを勝ち試合に変えられる力のあるチームへ成長したい。