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一覧に戻るＪ２第８節（４月１４日）、徳島に逆転で今季ホーム初白星！
13･04･16
４月１４日（日）、札幌ドームで行われたＪ２第８節。コンサドーレ札幌対徳島ヴォルティスの一戦は、ホームの札幌が鮮やかな逆転劇で２−１の勝利。今季ホーム戦初勝利を飾った。
前半は徳島ペースで試合が進み、札幌は思うように攻撃ができない。なんとか耐えていた札幌だったが、前半１９分、相手コーナーキックからＭＦ宮澤が相手を引っ張り徳島にＰＫを献上。しかし、このＰＫを札幌ＧＫ杉山が横っ跳びでセーブ、さらに跳ね帰りを押し込まれるも、連続ではじき出すビッグプレーでチームを救う。
これで流れを呼びこんだ、と喜んだのも束の間。前半２９分、札幌ＤＦの中途半端なクリアボールを徳島ＭＦ花井に拾われ、徳島ＦＷ大��ヘスルーパス。フリーで走り込んだ大崎のダイレクトシュートがゴール右隅に決まり０−１。またもやホームで―という嫌な空気が流れる。
しかし、この日の札幌は違った。巻き返しを図る後半、交代も実ったか前半とは見違えるようなプレーを見せる。前線からの積極的なプレスでボールを奪うと、そのままショートカウンターで徳島ゴールに迫る。
攻め込んでいた後半１０分、ＭＦ上里からの右コーナーキックをＤＦパウロンが豪快に頭で合わせゴール。パウロンのＪリーグ初ゴールは貴重な同点弾となった。
勢いに乗った札幌は、徳島をさらに攻め立てる。交代で入ったＭＦ岡本やＦＷ前田が次々とシュートを放ち、得点の予感を漂わせる。迎えた後半２９分、今度は上里の左コーナーキックからＤＦ上原がヘディングで決める。沖縄ホットラインがつながり札幌が逆転に成功した。
その後、徳島の必死の反撃を無失点に抑えた札幌が今季初のホーム白星。３勝５敗で勝ち点を９に伸ばし、順位も１７位に上げた。
次節札幌は、４月１７日にアウエーのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦する。今節の逆転劇は見事だったが、厳しく言えば、まるで別チームのようだった後半の戦い方を前半からやらなければならない。それができれば間違いなくチームも順位も浮上する。
（写真はいずれも４月１４日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）
前半は徳島ペースで試合が進み、札幌は思うように攻撃ができない。なんとか耐えていた札幌だったが、前半１９分、相手コーナーキックからＭＦ宮澤が相手を引っ張り徳島にＰＫを献上。しかし、このＰＫを札幌ＧＫ杉山が横っ跳びでセーブ、さらに跳ね帰りを押し込まれるも、連続ではじき出すビッグプレーでチームを救う。
これで流れを呼びこんだ、と喜んだのも束の間。前半２９分、札幌ＤＦの中途半端なクリアボールを徳島ＭＦ花井に拾われ、徳島ＦＷ大��ヘスルーパス。フリーで走り込んだ大崎のダイレクトシュートがゴール右隅に決まり０−１。またもやホームで―という嫌な空気が流れる。
しかし、この日の札幌は違った。巻き返しを図る後半、交代も実ったか前半とは見違えるようなプレーを見せる。前線からの積極的なプレスでボールを奪うと、そのままショートカウンターで徳島ゴールに迫る。
攻め込んでいた後半１０分、ＭＦ上里からの右コーナーキックをＤＦパウロンが豪快に頭で合わせゴール。パウロンのＪリーグ初ゴールは貴重な同点弾となった。
勢いに乗った札幌は、徳島をさらに攻め立てる。交代で入ったＭＦ岡本やＦＷ前田が次々とシュートを放ち、得点の予感を漂わせる。迎えた後半２９分、今度は上里の左コーナーキックからＤＦ上原がヘディングで決める。沖縄ホットラインがつながり札幌が逆転に成功した。
その後、徳島の必死の反撃を無失点に抑えた札幌が今季初のホーム白星。３勝５敗で勝ち点を９に伸ばし、順位も１７位に上げた。
次節札幌は、４月１７日にアウエーのとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取と対戦する。今節の逆転劇は見事だったが、厳しく言えば、まるで別チームのようだった後半の戦い方を前半からやらなければならない。それができれば間違いなくチームも順位も浮上する。
（写真はいずれも４月１４日、札幌ドーム、撮影・石井一弘）
上写真／前半２１分徳島のＦＷ高崎（１３番）のＰＫを札幌ＧＫ杉山（３０番）が止める。この日のヒーローは杉山かも知れない。固唾を飲んだゴール裏サポーターたちから次の瞬間、大歓声が上がった。手前左は徳島ＭＦ藤原（２３番）
上写真／前半２３分徳島ＦＷ大��（２０番）の攻撃をスライディングで守るＤＦパウロンら札幌の選手たち。右へＤＦ櫛引、ＧＫ杉山、ＭＦ河合の負傷で急遽途中出場した深井（１８番）
上写真／前半４４分札幌の２年目ＤＦ櫛引（２５番）と新人でＭＦ河合の負傷で急遽途中出場した深井（１８番）らの若手が、徳島ＦＷ高崎（１３番）と相対し追い返す
上写真／後半１０分札幌は右ＣＫからＤＦパウロン（３番）が徳島ＭＦ青山（８番）のマークをかわしながら、ヘッドで嬉しい来日初ゴールとなる同点弾を決める。右端札幌ＤＦ上原（１４番）、３３番は徳島ＤＦ福元
上写真／後半２９分札幌は左ＣＫからＤＦ上原（右上の１４番）が逆転ゴールを決める。その手前ＤＦパウロン、ゴール前にはＭＦ内村（１３番）、深井（１８番）らもつめている
上写真／後半３８分徳島ＤＦ斉藤（倒れている）からうまくボールを奪ったと思った札幌ＭＦ上里（２０番）だが、ファールの判定に大声を上げて悔しがる。左宮澤（１０番）も「それはないだろう！」といった表情、右は途中出場したＦＷ前田（１１番）。上里はこの日の２点ともＣＫから絶妙のキックを上げるなど勝利に貢献した
上写真／徳島に逆転勝利しＭＦ深井（１８番）、ＤＦ上原（１４番）、ＧＫ杉山（右端）らが笑顔を見せるも、ＭＦ上里（左端）は精根尽きたといった感じで膝をおさえていた
上：上段写真／今季ホーム初勝利にゴール裏熱烈サポーターたちは酔いしれた
上：下段写真／ホームで２−１の逆転勝利に今季はじめて「ススキノへ行こう」がこだまし、この日のヒーローとなったＤＦパウロン（３番）、上原（１４番）ら札幌の選手たちがジャンプ
上：下段写真／ホームで２−１の逆転勝利に今季はじめて「ススキノへ行こう」がこだまし、この日のヒーローとなったＤＦパウロン（３番）、上原（１４番）ら札幌の選手たちがジャンプ
上：左側写真／後半６分ＤＦ上原（１４番）のスローインに指示を出す札幌の財前恵一監督
上：右側写真／後半３２分ＭＦ藤原（２３番）のスローインの折、選手に指示を出す徳島の小林伸二監督
徳島ヴォルティスの小林伸二監督のコメント
「前半に点を奪ってから、少し構えてしまった。受け身に回らないように、後半送り出したんですが、プレッシャーを受けて、キープが思うような形で出来なかった。リスタート（ＣＫ）から２点を失ったが、ペナルティーエリア内のタイトマークを練習してきたのに残念。チームが前半と後半では内容がまったく違っていた。この反省をして、次の試合に臨みたい。」
※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
上：右側写真／後半３２分ＭＦ藤原（２３番）のスローインの折、選手に指示を出す徳島の小林伸二監督
徳島ヴォルティスの小林伸二監督のコメント
「前半に点を奪ってから、少し構えてしまった。受け身に回らないように、後半送り出したんですが、プレッシャーを受けて、キープが思うような形で出来なかった。リスタート（ＣＫ）から２点を失ったが、ペナルティーエリア内のタイトマークを練習してきたのに残念。チームが前半と後半では内容がまったく違っていた。この反省をして、次の試合に臨みたい。」
※財前監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
写真はいずれも石井一弘撮影
