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J2第7節(4月7日)、内村の2ゴールも及ばす、岡山に逆転で敗れる

13・04・11
 コンサドーレ札幌は、4月7日にアウエーのkankoスタジアムでファジアーノ岡山と対戦。先制点を奪われた札幌はFW内村の2ゴールで一時は逆転するも、4分間であっさりと2失点を許し2−3。ここから今の札幌に追いつく力はなく、痛い逆転負け。順位は一つ落として19位に後退した。

 試合序盤からリーグ無敗の岡山にゲームの主導権を握られた。札幌は耐える時間が続き、思うように岡山陣内にボールを運ぶことが出来ない。

 我慢の時間が続いた前半17分、ボールへの寄せが甘くなったところを岡山FW荒田に豪快なミドルシュートを叩きこまれ先制点を許す。

 後半開始から札幌は2人の選手を一気に変えると、この采配がはまる。チームも落ち着き、流れを呼び込んで、岡山ゴールに近づく回数が増えてきた。

 そして迎えた後半29分、交代で入ったMF砂川からのクロスを内村が右足アウトサイドで巧みに合わせ同点ゴール。さらに内村は5分後の34分にも、MF上里からのロングスルーパスに抜け出し逆転弾を決めて見せた。

 しかし、喜んだのも束の間、直後の後半35分に岡山MF田中に同点弾を決められると、同39分にはコーナーキックのこぼれ球を岡山DF竹田に蹴り込まれ再逆転を許してしまった。

 結局、この1点が決勝ゴールとなり、2−3で敗れた札幌。手にしかけていた勝ち点を失った展開は、若いチームに重くのしかかる。中堅、ベテラン、そしてチームリーダーにピッチ内で試合展開を読んだかじ取り役を期待したい。

 次節札幌は、4月14日に札幌ドームで徳島ヴォルティスと対戦する。やっと春を迎えた北海道、今度こそサポーターにホーム初勝利の春風を送りたい。
編集部