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J2第3節(3月17日)、神戸に0−1で敗れ連敗を喫す

13・03・19
 コンサドーレ札幌は、3月17日にアウエーのノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦。地力で勝る神戸に攻め込まれるものの、札幌は粘り強い守備で対抗。前半、強烈なミドルシュートで失点すると、結局、その1点が決勝点。札幌は開幕戦勝利の後2連敗で勝ち点3のままとなった。

 立ち上がりから攻め込まれる札幌だったが、GK杉山の好セーブと、神戸のシュートミスにも助けられ、簡単には得点を与えない。しかし、シュートブロックなど守備陣の頑張りは目立ったが、高い位置でボールを奪えず、効果的なカウンターにはつながらなかった。

 すると前半31分、札幌DFの枚数は揃っていたが、神戸FWマジーニョに豪快なミドルシュートを叩きこまれ先制を許す。引いた相手には遠目から狙うという鉄則と、わずかなシュートコースを逃さなかった相手を褒めるべきか。

 反撃に出たい札幌だったが、ボールを奪っても、すぐにまた奪われて守るという悪循環に。後半、MF古田から前田、MF神田から砂川、MF榊から上原と攻撃の選手を次々に投入。なんとか流れを呼び込もうとしたが、前線にボールが収まらず、神戸ゴール前に攻め込むことが出来ない。

 試合の主導権を終始神戸に握られ続けた一戦は、0−1という点差以上の実力差を感じる敗戦となった。

 次節札幌は、3月20日に札幌ドームで松本山雅FCと対戦する。守備は大崩れしていないだけに、攻撃の形を整えることが勝利の鍵となる。
編集部