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一覧に戻るＪ１第２６節（９月２２日）、残留を争う大宮に０−５の大敗。がけっぷちに
12･09･27
９月２２日に札幌厚別公園競技場で行われた、コンサドーレ札幌対大宮アルディージャの試合。前半を０−０で折り返した札幌だったが、退場者を出した後半に大崩れ。大宮ＦＷノヴァコヴィッチにハットトリックを決められるなど大量５失点で敗戦となった。
残留を争う直接のライバルだけに、何としても勝ちたい札幌。システムをいつもの４−２−３−１ではなく、攻撃的な３−５−２に変更し試合に臨んだ。
前半は狙い通り相手に主導権を握らせず、互角以上の展開だった。しかし、エンドの変わった後半立ち上がり、一気に試合の流れが大宮に傾く。
大宮のカウンターから守備が後手に回り、慌てた札幌ＭＦ高木が後ろからのスライディングで大宮ＦＷズラタンを倒しＰＫを献上。これで高木は一発退場となり札幌は数的不利の状況に追い込まれた。
ＰＫを決められると気持ちが切れたのか、一気に出足が鈍りセカンドボールをことごとく大宮に拾われた。こうなると今の札幌になす術は無く、次々とゴールを奪われ、０−５という屈辱的な大差で敗れてしまった。
次節は９月２９日、等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦する。結果次第ではＪ２降格が確定となるがけっぷちの一戦。土壇場に追い込まれた時ほど選手とチームの真価が問われるはずだ。
（写真はいずれも９月２２日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘）
残留を争う直接のライバルだけに、何としても勝ちたい札幌。システムをいつもの４−２−３−１ではなく、攻撃的な３−５−２に変更し試合に臨んだ。
前半は狙い通り相手に主導権を握らせず、互角以上の展開だった。しかし、エンドの変わった後半立ち上がり、一気に試合の流れが大宮に傾く。
大宮のカウンターから守備が後手に回り、慌てた札幌ＭＦ高木が後ろからのスライディングで大宮ＦＷズラタンを倒しＰＫを献上。これで高木は一発退場となり札幌は数的不利の状況に追い込まれた。
ＰＫを決められると気持ちが切れたのか、一気に出足が鈍りセカンドボールをことごとく大宮に拾われた。こうなると今の札幌になす術は無く、次々とゴールを奪われ、０−５という屈辱的な大差で敗れてしまった。
次節は９月２９日、等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦する。結果次第ではＪ２降格が確定となるがけっぷちの一戦。土壇場に追い込まれた時ほど選手とチームの真価が問われるはずだ。
（写真はいずれも９月２２日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘）
上写真／大宮戦に先発した札幌の選手たち。前列左からＭＦ岡本、ＤＦ山本（５番）、岩沼（６番）、ＭＦ高木（７番）、ＦＷ内村（１３番）後列左からキャプテンＭＦ河合（４番）、ＤＦ金載桓（３９番）、ＤＦノース（３番）、ＭＦ宮澤（１０番）、ＦＷハモン、ＧＫ�盡供複横曳屐�
上：上段写真／後半５分途中出場したばかりの大宮ＦＷズラタン（１１番）を追いかけた札幌ＭＦ高木（左端の７番）がペナルティーエリア内で足をかけてしまいＰＫとなる。３番はＤＦノース、右端ＧＫ�盡�
上：下段写真／後半５分大宮ＦＷズラタン（右端の１１番）を倒し一発退場となり、ロンドン五輪代表の大宮ＭＦ東（８番）にうながされてピッチを去る札幌ＭＦ高木。左端松村主審にキャプテンＭＦ河合が食い下がっている
上：下段写真／後半５分大宮ＦＷズラタン（右端の１１番）を倒し一発退場となり、ロンドン五輪代表の大宮ＭＦ東（８番）にうながされてピッチを去る札幌ＭＦ高木。左端松村主審にキャプテンＭＦ河合が食い下がっている
上写真／後半６分大宮ＦＷノヴァコヴィッチがＰＫを落ち着いて決めて先制する。札幌ＧＫ�盡供複横曳屐�
上写真／後半２１分札幌キャプテンＭＦ河合（４番）が大宮ＭＦ下平（２２番）に厳しくタックル
上写真／後半３６分ボールをキープして攻める途中出場の札幌ＦＷ榊（３３番）とセンターバックで先発、終盤は高い位置で攻撃参加していたＭＦ宮澤（１０番）
上写真／後半４２分札幌は左ＦＫからＭＦ河合、ＦＷ上原（２６番）がゴール前に飛び込むが、大宮ＭＦ金澤（２３番）にクリアされる。河合の手前、大宮ＤＦ河本
上写真／大差で敗れサポーターの厳しい糾弾に右手を上げて反論するキャプテンＭＦ河合（４番）、左ＤＦ山本（５番）、右ＭＦ古田（１５番）
上写真／後半１８分に大宮に３点目を決められ古邊フィジカルコーチ（左）、赤池ＧＫコーチ（右）と話し合う札幌の石崎信弘監督
※石崎監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。
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上写真／後半２５分ゲーム中断時に大宮ＭＦ渡邉（１３番）に、大きなジェスチャーで指示を与えるベルデニック監督
大宮アルディージャのベルデニック監督のコメント
「大勝したという結果には満足している。特に後半は、これまでになかったような良いプレーを見せた。前半は中央でボールを持つ機会が多く、相手ゴール前に至ることが少なかった。ハーフタイムで、相手が引いてしまう前に、攻撃を仕掛けＤＦの間を抜くラストパスを出すことを求めました。実際ＰＫを得た時の形も、そういう状況から生まれました。その後は、さらに追加点を取れました。今日は３点で勝利し、２点は次節に残しておきたかったな―というのが本当の気持ちです。大勝した後が怖いからです。」
（ベルデニック監督は今季途中から鈴木淳監督の後を引き継いだ。スロベニア出身で、２０００年から０４年まで市原＝現・千葉、名古屋、仙台で指揮を取った）
大宮アルディージャのベルデニック監督のコメント
「大勝したという結果には満足している。特に後半は、これまでになかったような良いプレーを見せた。前半は中央でボールを持つ機会が多く、相手ゴール前に至ることが少なかった。ハーフタイムで、相手が引いてしまう前に、攻撃を仕掛けＤＦの間を抜くラストパスを出すことを求めました。実際ＰＫを得た時の形も、そういう状況から生まれました。その後は、さらに追加点を取れました。今日は３点で勝利し、２点は次節に残しておきたかったな―というのが本当の気持ちです。大勝した後が怖いからです。」
（ベルデニック監督は今季途中から鈴木淳監督の後を引き継いだ。スロベニア出身で、２０００年から０４年まで市原＝現・千葉、名古屋、仙台で指揮を取った）
写真はいずれも石井一弘撮影
