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一覧に戻る天皇杯２回戦、札幌はＪＦＬ所属の長野にまさかの敗戦・・・
12･09･11
９月８日（土）、札幌厚別公園競技場で行われた「第９２回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の２回戦。コンサドーレ札幌は、１回戦で北海道代表の札幌大学を下したＡＣ長野パルセイロと対戦した。
試合は、立ち上がりから所属リーグの違いを感じさせない一進一退の攻防で進んだ。すると、前半８分、札幌が不用意なファウルで与えたＦＫを長野ＭＦ向に直接決められ、まさかの失点。
早く追いつきたい札幌は徐々に試合のリズムを取り戻す。長野ゴール前までボールを運ぶ場面が増えるも、０−１のまま前半終了。
後半、主導権を握ったのは札幌。ピッチを広く使い相手を揺さぶりながらゴールに迫る。そして迎えた６９分、ついに同点に追いつく。自陣からのＦＫがバウンドし、走りこんできたＦＷ上原に浮き球で流れる。これを上原は相手を背負いながらのオーバヘッドでゴールに突き刺した。
この勢いのまま一気に逆転と行きたいところだったが、粘る長野の守備陣を崩せないまま９０分が終了。札幌にとっては想定外、長野にとってはプランの１つであろう延長戦に突入。その延長戦では、札幌選手が足をつるなど、ゴールを奪うには程遠い状態。合計１２０分でも決着がつがず、勝負の行方はＰＫ戦に委ねられた。
先行の長野が全員決めたのに対して、後攻の札幌は１人が失敗。最終ＰＫスコア３−５で敗退した。札幌にとっては、２つ下部のリーグに敗れるという屈辱的な敗戦、長野にとっては、トップリーグ所属のチームを破る大金星となった。これが天皇杯の魅力でもあるが、この日かけつけた札幌サポーターにとっては、信じられない光景だったであろう。
札幌は、９月１５日にアウエーの日立柏サッカー場で昨年度リーグチャンピオンの柏レイソルと対戦する。これで残された試合はリーグ戦のみ。ここに全てをぶつけてもらいたい。
（写真はいずれも９月８日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘）
試合は、立ち上がりから所属リーグの違いを感じさせない一進一退の攻防で進んだ。すると、前半８分、札幌が不用意なファウルで与えたＦＫを長野ＭＦ向に直接決められ、まさかの失点。
早く追いつきたい札幌は徐々に試合のリズムを取り戻す。長野ゴール前までボールを運ぶ場面が増えるも、０−１のまま前半終了。
後半、主導権を握ったのは札幌。ピッチを広く使い相手を揺さぶりながらゴールに迫る。そして迎えた６９分、ついに同点に追いつく。自陣からのＦＫがバウンドし、走りこんできたＦＷ上原に浮き球で流れる。これを上原は相手を背負いながらのオーバヘッドでゴールに突き刺した。
この勢いのまま一気に逆転と行きたいところだったが、粘る長野の守備陣を崩せないまま９０分が終了。札幌にとっては想定外、長野にとってはプランの１つであろう延長戦に突入。その延長戦では、札幌選手が足をつるなど、ゴールを奪うには程遠い状態。合計１２０分でも決着がつがず、勝負の行方はＰＫ戦に委ねられた。
先行の長野が全員決めたのに対して、後攻の札幌は１人が失敗。最終ＰＫスコア３−５で敗退した。札幌にとっては、２つ下部のリーグに敗れるという屈辱的な敗戦、長野にとっては、トップリーグ所属のチームを破る大金星となった。これが天皇杯の魅力でもあるが、この日かけつけた札幌サポーターにとっては、信じられない光景だったであろう。
札幌は、９月１５日にアウエーの日立柏サッカー場で昨年度リーグチャンピオンの柏レイソルと対戦する。これで残された試合はリーグ戦のみ。ここに全てをぶつけてもらいたい。
（写真はいずれも９月８日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘）
上写真／天皇杯２回戦の札幌の先発メンバーはけがから復帰した選手が目立つ。ＦＷ前田（１１番）、ＧＫ�盡供複横曳屐法■唯堂蝋隋文緡鷄γ次�
上写真／負傷から復帰して久々に先発した札幌ＦＷ前田（１１番）が前半１０分ドリブルで前進するが、長野ＭＦ大橋（５番）、ＤＦ高野（１４番）の２人に挟まれるように守られ、結局大橋にボールを奪われる。まだ実戦感覚が十分に戻っていないか？
上：左側写真／前半４４分久々に復帰した札幌のキャプテンＭＦ河合（４番）がイレブンを鼓舞する。
上：右側写真／河合がロングボールを前線にキック。右足のサポーターが痛々しい
上：右側写真／河合がロングボールを前線にキック。右足のサポーターが痛々しい
上写真／前半４５分長野の攻撃で必死にボールをおさえる約２年ぶりに復帰したＧＫ�盡供蔽羆�下）
上写真／約２年ぶりに復帰した札幌のＧＫ�盡兇世辰燭�、ＰＫ戦で相手シュートを止められず。９０分に延長戦もやり、さらにＰＫ戦とあって、復帰戦としてはちょっと厳しかったか？
上写真／ＰＫ戦でシュートを左にはずし天を仰ぐ札幌ＦＷ内村（１３番）
上写真／天皇杯２回戦で２段階格下のＪＦＬチームにＰＫ戦で敗れ、喜ぶＡＣ長野パルセイロの選手たちを見ながら唇を噛むコンサドーレ札幌の選手たち。左からキャプテンＭＦ河合（４番）、ＦＷ内村、ＤＦ岩沼（６番）、奈良（２９番）、ＭＦ山本（５番）、古田、ＤＦ高木（７番）
上写真／後半４２分選手たちに指示を出す札幌の石崎信弘監督
上写真／延長前半の追加タイム、足がつった札幌のＤＦ岡山の治療に対し第４の審判にクレームをつける長野の薩川了洋監督
写真はいずれも石井一弘撮影
