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J1第20節(8月4日)、セレッソ大阪に完敗。連勝はならず

12・08・11
 8月4日にキンチョウスタジアムで行われた、コンサドーレ札幌対セレッソ大阪のJ1第20節。前半に失点した札幌は、後半にも3失点。攻めても1点が遠く、最後までゴールを割ることが出来ず0−4と完敗。これで札幌は、2勝1分け17敗、勝ち点7で順位は18位のままとなっている。

 前節に10試合ぶりの勝利をあげた札幌は、そのままの勢いでこの試合に臨みたかった。しかし、勝利の立役者となった助っ人外国人のキム・ジェファン、ジェイド・ノース、テレが負傷によりそろって欠場と、試合前からチームに暗雲が立ち込めていた。

 不安を抱えた中のキックオフだったが、札幌の立ち上がりは良く見えた。しっかりとした守備組織を築き、鋭い出足で相手ボールをカット。攻めてはMFハモンを中心に決定機を作り出し、最初の主導権は札幌が握っていた。

 しかし、攻め込むものの、肝心のフィニッシュが決まらない。すると、前半37分に札幌陣内でボールを奪われ痛い失点。自分たちのミスからセレッソに流れを渡したまま、前半が終了。

 後半に入っても流れを引き戻せない札幌は、後半9分、札幌CKのこぼれ球をセレッソに拾われると、一気に攻め込まれ失点。これで集中力が切れたか、23分と試合終了間際にもセレッソFWケンペスに連続ゴールを決められ、試合終了。期待された今季初の連勝とはならなかった。

 次節札幌は、8月11日に札幌ドームへ首位のベガルタ仙台を迎える。けが人が続出し苦しい状況ではあるが、奇跡の残留を諦めた戦いだけはしてほしくない。
編集部