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J1第17節(7月7日)、新潟に0−1で敗れ8連敗でリーグ前半戦終了

12・07・11
 コンサドーレ札幌は、7月7日、札幌厚別公園競技場でアルビレックス新潟と対戦。開始早々に失点した札幌は、反撃も単発でゴールは遠く完封負け。これで今季ワーストのリーグ戦8連敗となった。

 リーグ後半戦に向けて、流れを引き寄せるためにも勝利が欲しい札幌。しかし、試合立ち上がりからいきなり出鼻をくじかれた。

 まだ札幌選手が地に足がついていないような前半5分。中盤のプレッシャーも効かず、DFラインの裏にスルーパスを通される。これを新潟MF田中がフリーで抜け出し、札幌GK杉山との1対1を制され、あっさりと先制点を奪われる。

 追いつきたい札幌だったが、単純なミスも目立ち、決定的なチャンスも作れず時間だけが過ぎていった。結局、最後まで新潟ゴールを割ることが出来ず、0−1で敗戦。リーグ前半戦を1勝15敗1分け、勝ち点4の18位という厳しい成績で終えた。

 次節札幌は、7月14日にヤマハスタジアムでジュビロ磐田と対戦する。状況は非常に厳しいが、リーグ後半戦に向け、新戦力の獲得も含め、選手とスタッフ、フロント、そしてサポーターが一丸となって戦っていくしか希望の光は見えない。

 (写真はいずれも7月7日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)

 上写真/前半4分GKからのロングボールに新潟FWブルーノ ロペス(11番)と競り合う札幌DF奈良(29番)。奈良は累積警告で出場停止のノースに代わって久しぶりに先発した


 上写真/前半11分札幌MF砂川のロングボールを追う札幌MF古田(15番)と元札幌の新潟DF石川。ボールはゴールラインを超える


 上写真/前節累積警告で欠場したキャプテンMF河合が戻ってきた。前半28分チームを落ち着かせるようにボールを散らす。ところが後半24分に相手選手との接触で負傷、同29分には宮澤に後を託して退場した。札幌には、またまた難題が・・・


 上写真/後半23分新潟のシュートを懸命にキャッチする札幌GK杉山(下)。突っ込んできた新潟FWブルーノ ロペス(上)が勢い余って宙を飛ぶ


 上写真/後半45分札幌FW内村(左手前)は新潟ゴール近くに迫るが、新潟MF本間(15番)らの堅い守りに前に進めず。左後方でMF古田が「こっちへ」とボールを要求している。右後方途中出場したFW上原(26番)


 上写真/後半追加タイム2分、懸命に指示を出す札幌の石崎信弘監督

※石崎監督の試合後のコメントは、本サイト左にある「コンサドーレ札幌公式ホームページ」バナーから、「試合情報ページ」でご覧いただけます。


 上写真/後半25分ゲームが切れた合間に新潟DF村上(中央)、石川(5番)に指示を出す柳下正明監督(右端)。柳下監督は2004年から6年まで札幌の監督をしていた上、東農大で石崎監督の2年後輩なのだそうだ

アルビレックス新潟の柳下正明監督のコメント
 「早い時間に点が取れて良かった。しかし、これで良いというプレーをする選手がいてハーフタイムに注意した。後半は追加点が取れず苦しい試合をした。札幌では古田の左シュートを打たせないように注意した。札幌は選手たちが自信を持ってプレーすることを心掛けてほしい。」

写真はいずれも石井一弘撮影