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ナビスコカップ第6節(6月9日)、神戸相手に2−2の引き分けに持ち込む

12・06・11
 6月9日、コンサドーレ札幌はアウエーのホームズスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦。早い時間帯に2失点し、またもや―と思わせたが、札幌が一気の連続ゴールで2−2のドロー。粘りのある展開で今後に期待を抱かせる一戦となった。これで、札幌はナビスコカップ予選Bグループ1勝2分け3敗の6位で終了した。

 互いに打ち合いとなった前半。神戸は前半12分にPKからMF大久保が先制すると、20分にも大久保が2点目のゴール。この2失点でいつものパターンで気落ちするかと心配したが、この日の札幌は違った。

 前半35分に、MF榊が自らのシュートのこぼれ球をうまく押し込み1点差。その直後の37分には、MF岡本が得意の左足でミドルシュートを叩き込み、わずか2分間で同点に追いついてみせた。

 2−2で入った後半は、神戸が押し込む展開も、札幌がカウンターで対抗。しかし両チームとも決勝ゴールは決められず、そのままタイムアップ。札幌が若手の活躍もあり、次戦以降につながるドローゲームに持ち込んだ。

 札幌は、6月16日、中断期間明けのJリーグ第14節をアウエーのユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台と戦う。この期間にけが人の回復も見込まれ、台頭してきた若手の起用もあるだろう。リーグ戦の勝利は5月3日のセレッソ大阪戦以来遠ざかっているが、なんとか巻き返しを図りたいものだ。
編集部